馬並(な)めて いざ打ち行かな 渋谿(しぶたに)の 馬を並べてさあ出かけようじゃないか。 清き磯廻(いそま)に 寄する波見に 渋谿(現雨晴海岸)の清らかな磯に打ち寄せているその波を見るために。 (万葉集 巻十七 三九五四) 渋谿の 崎の荒磯に 寄する波 渋谿の崎(現雨晴海岸)の荒磯に、寄せる波のように、 いやしくしくに 古(いにしへ)思ほゆ なおもしきりに、昔が思われる。 (万葉集 巻十九 三九八六) [現代語訳引用] 高岡市万葉歴史館ページ氷見市との境にある高岡市雨晴(あまはらし)海岸です。白い砂浜と松林の美しい海岸線が続きます。 ここ雨晴海岸からは、海の向こうに雄大な立山連峰を望むことができます。 海の上に3,000m級の山々を望むことができるのは、世界でも3か所だけだそうです。 富山県の観光パンフ写真の定番ですね。 「雨晴」というユニークな地名は、義経岩に伝わる源義経一行の雨宿り伝説によるものです。
二上山がこのあたりで富山湾に没する地帯なもんで、日本海沿岸屈指の遠浅で、 絶好の海水浴場です。おいらも(・_・)...ン?十年前(^^;)、小学校の海水浴でよく来たものです。 海岸線をJR氷見線が走っています。 その昔「幸福駅」が話題になった時、今度は絶対「雨晴駅」だと入場券を買いに 来たこともありましたね(;^_^A アセアセ。
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雨晴海岸の朝日 その1 |
47秒 〔登録日:2003/11/02〕 雨晴海岸から昇る2つの朝日? 朝日が2つに見えた現象は、翌日の北日本新聞 によると、太陽と立山連峰のりょう線、雲の位置が偶然重なってできた大変珍しい現象だったようです。 |
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雨晴海岸の朝日 その2 |
1分3秒 〔登録日:2003/11/02〕 たまたま雨晴温泉に泊まってたもんで撮影できた歴史的動画(^^;)です。 11月2日午前6時20分ごろの撮影です。 |
雨晴海岸の朝日&氷見線 |
32秒 〔登録日:2003/11/02〕 雨晴海岸の朝日&海岸線を走るJR氷見線です。 |