能登半島国定公園 雨晴海岸

海上遥かに望む世界に誇る大景観 立山連峰

雨晴(あまはらし)海岸

家持くん越中国司として在住した大伴家持もこの絶景を万葉集に!
            馬並(な)めて いざ打ち行かな 渋谿(しぶたに)の   馬を並べてさあ出かけようじゃないか。
       清き磯廻(いそま)に 寄する波見に         渋谿(現雨晴海岸)の清らかな磯に打ち寄せているその波を見るために。

                       (万葉集  巻十七 三九五四)                      


      渋谿の 崎の荒磯に 寄する波             渋谿の崎(現雨晴海岸)の荒磯に、寄せる波のように、
      いやしくしくに 古(いにしへ)思ほゆ         なおもしきりに、昔が思われる。

                       (万葉集  巻十九 三九八六)

                                 [現代語訳引用] 高岡市万葉歴史館ページ             
 氷見市との境にある高岡市雨晴(あまはらし)海岸です。白い砂浜と松林の美しい海岸線が続きます。 ここ雨晴海岸からは、海の向こうに雄大な立山連峰を望むことができます。 海の上に3,000m級の山々を望むことができるのは、世界でも3か所だけだそうです。 富山県の観光パンフ写真の定番ですね。 「雨晴」というユニークな地名は、義経岩に伝わる源義経一行の雨宿り伝説によるものです。
  『文治三年(1,187年)に源義経が北陸路を経て、奥州下りの際ここを通りかかった時、 にわか雨にあい、海岸沿いの岩(義経雨はらしの岩)の下に家来ともども、雨宿りをした』

 二上山がこのあたりで富山湾に没する地帯なもんで、日本海沿岸屈指の遠浅で、 絶好の海水浴場です。おいらも(・_・)...ン?十年前(^^;)、小学校の海水浴でよく来たものです。 海岸線をJR氷見線が走っています。 その昔「幸福駅」が話題になった時、今度は絶対「雨晴駅」だと入場券を買いに 来たこともありましたね(;^_^A アセアセ。


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立山連峰と女岩

 万葉集に「渋谿(しぶたに)」と詠まれた雨晴海岸から望む立山連峰です。右側にあるのは女岩です。 [48KB]


雄大な立山連峰の雄姿!

 w(゜o゜)w オオー!雄大な立山連峰の雄姿! [47KB]


四季を通じてアマチュアカメラマンが

 四季を通じてアマチュアカメラマンが。11月2日午前6時20分ごろの撮影です。 [70KB]


雨晴海岸から昇る2つの朝日?

 雨晴海岸から昇る2つの朝日? 朝日が2つに見えた現象は、翌日の北日本新聞によると、太陽と立山連峰のりょう線、 雲の位置が偶然重なってできた大変珍しい現象だったようです。 [64KB]


義経雨はらしの岩

 義経雨はらしの岩です。 [81KB]



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雨晴海岸の朝日 その1

47秒 〔登録日:2003/11/02〕 雨晴海岸から昇る2つの朝日? 朝日が2つに見えた現象は、翌日の北日本新聞 によると、太陽と立山連峰のりょう線、雲の位置が偶然重なってできた大変珍しい現象だったようです。

雨晴海岸の朝日 その2

1分3秒 〔登録日:2003/11/02〕 たまたま雨晴温泉に泊まってたもんで撮影できた歴史的動画(^^;)です。 11月2日午前6時20分ごろの撮影です。

雨晴海岸の朝日&氷見線

32秒 〔登録日:2003/11/02〕 雨晴海岸の朝日&海岸線を走るJR氷見線です。


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