お姫様はジタンのすきそうな食べ物をいくつか出してきて、それを台の上に並べる。
あのしっぽから想像したのか魚を数種類。名前は分からないが、青い魚や赤い魚、そして黄色や黒の入り混じった変わった魚まで幅広い。
それから、大きな冷凍室にあった材料を一通り持ってきてみたようだ。
野菜にお菓子にお肉に卵、プラントブレインの花粉にサグナルの牙、ブリ虫の油にスケルトンのエキスに黄金のカエル、極め付けにはグランドドラゴンの猛毒まで(どうして冷凍庫にあるかは分からないが)豊富に取り出したのだ。
「これだけあれば十分よね」
何が十分なのかは分からないが、お姫様は満足そうに微笑んだ。
「クリームの中に何入れよう?
やっぱり、溶かしたチョコレートをいれてみよう
魚類を混ぜてみる
ぜ〜んぶ混ぜてみる