2009年俺的アカデミー賞

評価
最低★
最高★★★★★
コメント 見どころ
「犬神家の一族」★★★ 市川崑監督遺作。しかし、SMAP稲垣吾郎主演の
テレビ版の方がわかりやすかった。
歳とった石坂浩二でも大活躍。
「DeathNote The Last Name」★★★ DeathNote後編。原作とも違っていて、
しかしちゃんとまとめている。
原作との比較。
「嗤う伊右衛門」★★ 原作は前に読んだが、それよりわかりやすかった。 豪華俳優競演。
四谷怪談。
「L Change the World」★★ DeathNote外伝。中田秀夫監督。
リミット23日という映画版設定ありきの内容。
高嶋政伸が悪役と
いうのは初めてでは。
「スキヤキウェスタン ジャンゴ」★★★ 知り合いは学芸会のようだ、と言っていたが、
まあ普通じゃん。西部劇風の町並みにしてるとこ
とかが、黒澤明の用心棒と似てる。
拳銃vs刀。
「TMNT」★★ アメリカンアニメ、
ミュータントタートルズがCG映画で復活。
なつかしの
ミュータントタートルズ。
「チャップリンのサーカス」★★★★ 再見。出だしに歌がはいっていたが、
今まで見たやつにあったかな。
チャップリン最盛期。
「長髪大怪獣ゲハラ」★★★★ 怪獣映画の本筋をなぞっただけの
ようだがおもろい。笑うとこもあるし
バカバカしくていい。ウソの次回予告編も笑かす。
短編怪獣映画。
「砂と霧の家」★★ ジェニファーコネリー、ベンキングズレー。
税金5万円の滞納で、小さい頃から住んでいた家を
奪われた女と、イランからの移民の家族の、
家の取り合い。どっちにも言い分あり。
最後どうなるねん。
「タイムボカン王道復古」★★ ova。タイムボカンシリーズ全悪玉がそろう。
全悪玉をいつもの3人で演じる。
甲本ヒロトもゲスト出演。
「ルート225」★★★ 田部美華子主演のパラレルワールドもの。
ちょっとだけちがう世界に迷い込む姉弟。
伏線もちゃんと回収するし、悪くない。
姉弟だけで頑張る姿。
「僕らのミライへ逆回転」★★ ジャックブラック。ロボコップやゴーストバスターズの
リメイクばかりが宣伝対象になっていたようだが、
みんなで映画を作って、みんなで見る、
というとこがこの映画のキモ。
簡単にできそうな
安安リメイク。
「アンダーワールド」★★ 吸血鬼一族vs狼男一族。
ほとんど銃撃戦で、マトリックスの亜流。
狼男変身シーン。
プリズンブレイクの
主演の人のゲスト出演。
「ネガティブハッピー
   チェーンソーエッヂ」★★
原作は前に読んだが、それよりはよかった。
チェーンソー男との対決が
何度も続いてイヤんなる。
女子高生vsチェーンソー男
「ルパン三世vs名探偵コナン」★★ コナンと他のキャラと
キャラクターデザインちがいすぎる。
ストーリーはカリオストロを踏まえて、
と言う感じ。意外と楽しい。
アニメ2大スターの競演。
大声優たちも競演。
「エミリーローズ」★★ ホラーかとおもったら、
悪魔憑きは本当にあったか、という裁判の映画。
エミリー役の人の迫真演技。
「フライト・オブ・フェニックス」★★ 砂漠に墜落した飛行機の部品から、
新たに小さな飛行機を作り出して、
砂漠の脱出を志す。砂漠の日射し、水の貴重さ、が、
あまりでてなかったように思う。
飛行機作る過程。
「天然コケッコー」★★ 生身の俳優でやると、生々しくなっていかん。
マンガの実写も善し悪しだなあ。
小さい子の演技。
演技していたのか?
「ブラックホークダウン」★★ 市街戦。9割方戦闘シーン。 ゲーム、バイオハザード5の
元ネタあり。
「デスプルーフ
   inグラインドハウス」★★
ガールズトーク8割。カートラッセル2割。 ラストカットで爆笑。
「プラネットテラー
   inグラインドハウス」★★
フロムダスクティルドーンと
同じような悪趣味バカ映画。
バカ映画。(褒め言葉)
「秒速5センチメートル」★★★★★ 観終わって1時間は何も手につかず。 背景画の超美しさ。
「ダヴィンチコード」★★★ 天使と悪魔にプロット的にもそっくり。面白かった。 トムハンクスの
ヒーロー的主人公。
「ターミネーター4」★★★ まあまあ。ターミネーター2で、未来のジョンコナーの
顔にあった傷の由来も解明。
シュワちゃんも出るよ。
「シェーン」★★★ 悪役にもそれなりの事情があり。 有名なラストカットだけ
知っていてもな。
「ペイルライダー」★★★ イーストウッドによるシェーンのリメイク。
神父という設定はある意味
「許されざる者」のような贖罪の主人公。
基本的イーストウッド西部劇。
「トランスフォーマー」 なにこれ。ロボットの頭、手足、
どこがどこだかわからん。敵味方区別もつかん。
映像はすごい。すごいがそれだけじゃダメだ。
コンボイの吹替が玄田哲章。
わかってるう。
「トランスフォーマー:リベンジ」★★ 前作よりはわかりやすい。
しかし映画長い。いつ終わるのかと嫌になった。
あいかわらずロボットの外形わかりにくいし。
アルマゲドンやパールハーバー
のオマージュ的カットあり。
「ラーメンガール」★★ けっこう日本の有名どころ俳優が出まくり。
西田敏行のラーメン屋店主が、
言葉も通じない外人弟子に言う事、させる事、が
あまりにも理不尽だったりする。
日本ロケの外国映画。
主演女優は2009年死去。
「トロピックサンダー」★★ ベンスティラー映画的くだらなさに疲れちゃう。
ジャックブラックはいつもどおりに下品。
ロバートダウニーJr.の
変装ぶり。
「ヱヴァンゲリヲン 序」★★ テレビ版は途中まで見ていたが、
ヤシマ作戦は初めて見た。第一話の戦闘シーンが、
テレビではあんなに暗くなかったと思う。
有名アニメ。
「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」 前作よりはマシ。
緒形拳は最後どうなったんやったっけ。思い出せん。
そういう映画。
緒形拳の遺作になるのかな?
「DRAGONBALL EVOLUTION」 どんだけひどいかと思っていたが、
それほどではない。原作のラインだけをなぞって、
ハリウッド仕様リアル化を行ったもの。
原作とは別物として観れば
普通に観れる。
「SAW4」★★ 3のラストともリンクしているが、今回はよくわからん。 一応続き物だから。
「ブタがいた教室」★★★ 妻夫木聡主演。
クラスでブタを飼って、最後には食べましょう。
しかし名前までつけたら、そりゃ情も移るであろう。
ブタの生死の行方。
「ワルキューレ」★★ トムクルーズ主演。
ヒトラー暗殺計画の映画やから、
オチがわかるやん。そのせいかイマイチ。
ヒトラー死亡理由を
知らない人なら
ドキドキできるが。
「いのちの食べかた」★★★★ 淡々と生き物を殺して食品に加工する、
大量生産の工場を映し出す。
ブタ、鶏、牛、トマト、ひまわりの種、
何度も何度も、すごい!
と思わず叫ぶ。
「叫」★★ 黒沢清監督。また幽霊ものか。話わかりにくー。
幽霊の恨み動機がなんじゃそりゃ的。
CUREと似ている。
「ハンコック」 ウィルスミス主演。
破天荒な主人公の大活躍かと思ったら、なんか
無理矢理な設定でわけわかんなくなる。
ハンコックおおあばれ。
「13ザメッティ」★★ 13人でロシアンルーレット。
白黒画面とフランス語で、昔のフランス映画風味。
カイジ的生き残りゲーム。
「火垂るの墓」★★★★★ 何回観たら気が済むねん。
アニメーション的にはたいしたものだが、
アニメート的にはたいしたことはやってない。
たいしたことはやってないが、
地道にすげえレベルのアニメート。
超名作。
「パイレーツオブカリビアン
   :デッドマンズチェスト」★★★★
たのしー。ギャグ装置などは、それ担当の人が
実際コマ送りででも考えたんだろうなあ、と思うと、
なおうれしい。バカ設定と怪物CGと
チャップリン的ジョニーデップで合格。
宮崎駿がやっていたころの
東映アニメのような連続活劇。
「20世紀少年」★★★ 宮迫博之が出た後で遠藤憲一が出ると、
同一人物かと戸惑う。巨大ロボットが逆にリアル。
ラストの尻切れトンボはどうよ。
謎に巻き込まれる第一章。
「20世紀少年 もうひとつの第2章
(テレビ編集版)」★★
小泉響子役の女優がいい味だしてる。
常盤貴子がババア的になってるが特殊メイクのせいか。
カンナ主演の第二章。
「20世紀少年
 最終章 ぼくらの旗」★★★
トモダチが仮面を取って正体を現す。
やっぱりこいつか。
ラストは、以前観た某邦画と同じ感じ。だがそれもよし。
いい感じにまとまった第三章。
「渚にて」★★ グレゴリーペック主演。復活の日の元ネタか。
核戦争で生き残った人たちにも放射能汚染の
危機が迫る。しかし、死が迫っているひとたちとは
思えない優雅な行動。自暴自棄のひとが全然出ない。
踊らない
フレッドアステア。
「ジャングル大帝」 テレビスペシャル。まーた手塚のギャグを採用してない。
人工ジャングルという設定は、ライオンが生きるために
他の動物を食べるということを避けるためか。
唯一の見所はレオの可愛さ。
「ワールドトレードセンター」★★ 9.11で崩れたビルの地下に閉じ込められた消防隊長。
自分があんなとこ
に閉じ込められたら、すぐ死んでしまいそうだ。
実話だという。
「おくりびと」★★★ まんが化されたものを読んでたから
話は全部わかっていた。まんがにだけあったシーン
などとごっちゃになり、アレっと思ったりもした。
アカデミー賞受賞。
「破線のマリス」★★★ 黒木瞳主演。予断と偏見に満ちた
テレビ編集によって犯人にしたてあげられる男。
よくあるマスコミによる偏向報道への批判。
ストーカーサスペンス。
「ファイヤーウォール」★★ 銀行の金をオンラインで盗むために家族を人質にする
犯人たちと対峙するセキュリティ担当者。
ハリソンフォード主演。
超B級映画。
「風が吹くとき」★★ スノーマン的絵のアニメ。
核爆弾についてぼんやりとした知識で対処する老夫婦。
途中実写とかも混じっているがCGかと思った。
森繁久彌の吹き替え。
「プリズンブレイク」★★★★★ テレビドラマ全80話。無実の兄の脱獄を画策する天才弟。
裏切ったり表返ったり、後ろを取ったり取られたり、
行ったり来たり、でハラハラドキドキ。
毎回山場。
週刊マンガのような引き。
「ウォレスとグルミット
  ベーカリー街の悪夢」★★★★
ステキなモデルアニメ。
ミステリーな話と愉快なギミック。
モデルアニメ最高峰。
 
2009年俺的アカデミー賞は、

「秒速5センチメートル」
選考理由→こっちに書いた
      ついでに2009年、俺的アクタガワ賞も発表。