長岡鉄男(オーディオ評論家)関係文献リスト

2002年8月15日

長岡鉄男関係文献  2000年5月29日に我がオーディオ、いやオーディオを通して物の見方、考え方を教わった 長岡鉄男先生さんが亡くなられました。いまだに折に触れ先生の書を読み返すと、B型人間の私にぴったりマッチする刺激的な文章がいっぱいです。 長岡鉄男先生、享年74歳。オーディオのみならず、すべてが興味の対象になる、まさに雑学の天才でした。 オーディオ・音楽・趣味・人生の足跡をたどる著作の数々。長岡ワールドのすべて。 先生の業績を偲んで私の所蔵している長岡鉄男先生関係の文献をリストアップしました。 いついつまでも私の座右の書たらんことを願って(^^;;;

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書籍名著者出版社発行年月日定価コメント
マイ・ステレオ作戦 長岡鉄男 渇ケ楽之友社 1970年8月31日第1刷/1973年9月30日第6刷 600円 正統的なオーディオ研究家のひんしゅくを買うであろうハレンチなエッセイ、 パラドックス、常識をひっくりかえすゲバゲバ工作。 定説よサラバ、逆説よコンニチハ。B型人間の私は、この本で長岡教に入信しました( ;^^)ヘ..。 この本の製作記事を見て三菱ダイヤトーンP−610 2本の平面バッフル、フォスターFE−103のバスレフ、ラワン単板ラックを作ったような。
実用オーディオ講座1 実用のオーディオ 長岡鉄男 渇ケ楽之友社 1974年8月1日第1刷 850円 オーディオ理論を平易に解説した本です。専門書を読むまえの入門書ですね。 実用オーディオ講座(全五巻)の第一弾です。Aオーディオ救急箱(著・江川三郎/藤岡誠/山田定邦) Bリスニング・ルームの設計(著・永田稔)Cオーディオ日曜大工(著・長岡鉄男)D音のハント(著・藤岡誠) と刊行されました。
実用オーディオ講座4 オーディオ日曜大工 長岡鉄男 渇ケ楽之友社 1975年2月15日第1刷 850円 著者まえがきによると、手段が目的に変わること、過程を楽しむこと、これを文化といい趣味という。 音楽を聞くという目的のオーディオが、いつの間にやら作るオーディオに(笑)。 この本の製作記事を見て鉛板補強積層合板プレーヤーを作ったような。
実用オーディオ講座補巻 続・オーディオ日曜大工[スピーカー・システムの設計] 長岡鉄男 渇ケ楽之友社 1976年4月30日第1刷 850円 図面を見て作るだけじゃ面白くない。自分で設計し、自分で作るところにオーディオ 日曜大工の醍醐味が。初心者向きのスピーカー・システム設計法入門本です。第4章には「フルレンジ・ユニットの規格表と 実例インピーダンス特性」「おもなトゥイータの規格表」が。
ラジオ技術選書108 図解スピーカ 長岡鉄男 ラジオ技術社 1975年8月25日初版 1600円 前書きです。 再生装置はどの部分をとっても重要でないものはないが、なんといっても決定的に音を支配するのは スピーカ。そのスピーカーの基本を、初心者向きにやさしく、詳しく解説した本。もともとがアマチュアである 筆者自身が、スピーカについて十分納得できるまで追及してみた一種の覚え書き。
長岡鉄男のオリジナルスピーカー工作45[週刊FM別冊] 長岡鉄男 渇ケ楽之友社 1980年10月20日 750円 週刊FM誌に連載された工作記事を中心にして、一部STEREO誌の特集記事を 加えて再構成したもの。私も作ったLR一体アンサンブル型 音の魔術師 マトリックス・スピーカーMX−1も載ってます。
FM選書32 オーディオA級ライセンス 長岡鉄男 葛、同通信社 1983年12月10日第1刷/1984年3月1日第7刷 1200円 帯には10万円で100万円の音を、100万円で1000万円の音を出したいマニアのための実践参考書!とあります。 オーディオの実践的理論が徹底的に論じられています。この本を十分理解すれば、どんなオーディオ猛者をも論破できるはず(爆)。
長岡鉄男のスーパーAV[ホームシアターをつくる] 長岡鉄男 葛、同通信社 1988年7月8日初版第1刷 1800円 究極の理想のホームシアターを目指した方舟(AVルーム)の製作日記です。 土地の入手から完成までが詳細に綴られています。手に入れた荒れ果てた土地の樹木の伐採、掘り起こしを 趣味としてたっぷり楽しむ、とはさすが長岡先生(笑)。 ついに実現した著者30年の夢。帯の文言・・・「これはテレビではない。映画だ。いや、映画以上だ」
長岡鉄男 最新スピーカークラフト@ スワンaとその仲間 長岡鉄男 渇ケ楽之友社 1989年1月15日 1600円 比較的小型のブックシェルフからスワンシリーズなどを中心に19機種を収録。 スピーカー工作の最大の魅力は、メーカー製にないユニークなシステムへの挑戦であると語る 氏の最高傑作スワンの設計、製作、使いこなしまで。 名作 スワン
長岡鉄男 最新スピーカークラフトA フロア型と音場型 長岡鉄男 渇ケ楽之友社 1989年3月15日 1800円 個性豊かなフロア型13機種、音場型5機種、スーパー・ウーファー2機種を含む20機種を収録。 長岡流名称も素晴らしい(笑)。光琳、スリムセブン、スリムエイト、アリアン、カノン、ファーネス、カテドラル、キリン、ビッグカノン、ステップ、 スタンダード、ハイカノン。
長岡鉄男の日本オーディオ史 1950〜82 長岡鉄男 渇ケ楽之友社 1993年10月30日第1刷/1995年3月20日第4刷 1800円 著者のオーディオ歴を語るとともに当時の製品カタログがいっぱい。 まさに「カタログから見たオーディオ史」です。私でさえも懐かしい製品の数々の写真を見て涙が(笑)。 巻末には懐かしの内外主要メーカー紹介が。
長岡鉄男 編集長の本 観音力[ヴィジュアル・オーディオ・パワー] 長岡鉄男 渇ケ楽之友社 1999年4月1日 1400円+税 巻頭には、「オーディオ歴50年 設計したスピーカー500台 AD、CD、LD総保有数50000枚 奇才長岡鉄男による 長岡鉄男の すべてがここにある」の文字。自らのオーディオ遍歴を綴った MY AUDIO HISTORY には若かりし氏の長髪姿も。長岡教信者必携です。
なんとこの本の「ぼくは有名人? 長岡鉄男のインターネット活用法」という文章に、私の 昔のお宝 自作ステレオ(長岡教信者のひとりごと) ページが掲載(P122)されてます(*^.^*)エヘッ。
MOOK21 FMファン特別編集 開拓者 長岡鉄男 編集部編 葛、同通信社 2001年4月10日 2381+税 共同通信社の長岡先生 追悼本です。 FMファン誌看板記事『ダイナミックテスト』の各年ごとの優秀機を集大成。 1984年フォステクス長岡セミナー等のメモリアルCD(特別付録)で、長岡先生の肉声が。
追悼 長岡鉄男「観音力 アンソロジー」 編集部編 渇ケ楽之友社 2001年5月1日 1500円+税 音楽之友社の長岡先生 追悼本です。 音楽の友、週刊FM、ステレオ、レコード芸術等に 1950年代から90年代にわたって掲載された文章の数々です。 エッセー、コント、オーディオの理念、使いこなしに関する記事など、 長岡流の物の見方、考え方が終始一貫して貫かれています。 眠れぬ夜にページをめくる、私メのバイブルってとこでしょうか。
雑誌等(週刊、月間、季刊) 長岡鉄男 各社 各年 色々(¨;) 音楽の友、週刊FM、レコード芸術、STEREO、レコード芸術、FMファン、別冊FMファン、AVフロント、電波科学、オーディオ・アクセサリーほか多数


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