万葉線のインターネット、全車両に無線ルーター設置
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万葉線の新型車両、情熱と元気の赤に |
万葉線株式会社
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▽ 本年万葉線に導入する超低床式車両の外装デザインを発表
第3セクターの万葉線株式会社は、超低床路面電車「ニイガタ100%低床車」の外装デザインを発表しました。情熱と元気をイメージした赤を、黒とグレーのラインで強調したデザインで、12月中旬に試験運転を行い、来年1月末にも営業運転を開始する予定です。
車両の前面には地場産業を活用し螺鈿で同社のロゴマークを掲げ、事故防止のため右左折時はウインカーを後退時にはパッシングライトの役割を果たす尾灯を国内で初めて整備しました。
新車両の定員は80人で床面の高さは路面から30センチと低く、車いすでの乗降も可能。デザインは東京在住で世界的な工業デザイナーとして知られる佐藤康三氏に依頼していたもの。 車両価格は2億2千万円で、万葉線は来年度に同じデザインの車両をもう1台導入する予定であり、2006年度までにさらに4台の低床式車両を導入し、現行の11台の車両のうち6台を順次、入れ替える方針です。 |
関連記事:No.16 2002/12/01 万葉線に新型超低床車輌
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佐藤 康三 工業デザイナー
1951年 東京生まれ。
1973年 ミラノデザイン工科大学にて、ブルーノ ムナーリ氏に師事し、
1976年 インダストリアルデザイン科を卒業。
1976年 ミラノ、ロドルフォ・ボネットスタジオに従事、
1983年 (株)コーゾーデザインスタジオ設立。
都市景観、環境デザインまで総合的デザイン活動をしている。
1999年 ICSID(国際インダストリアルデザイン団体協議会)より、
国際的デザイン専門職能者:Design Experts World Wide 認定
2003年 JIDPO(日本産業デザイン振興会) より、
デザイン専門職能者:JIDPO Design Experts として認定
著書 「デザインコンセプト45」がある。
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