万葉線のLRT構想 |
「超低床新型車輌」導入されます |
平成15年から18年度迄に6輌 |
平成15年4月には 運賃も改定 |
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平成15年度から高岡市と新湊市を結ぶ路面電車・万葉線に低床式車両を導入することになりました。新しく導入が決まったLRT「Light
Rail Transit」は、乗降口の段差が少ない新型の電車で、お年寄りや障害者の乗車がスムーズになる流線形のざん新な車体です。
イメージを一新し、乗客増につなげる。2つの車体を連結した形で、長さ18メートル、幅2.4メートル、高さ3.4メートル。乗降口の幅は1.5メートルと広い。座席は30人分設けられ、立ち席を含
め、84人乗れる。新潟鐵工所(本社・東京)が製造し、価格は一輌2億2000万円です。15年度から18年度までに計6両の低床式車両を購入する計画で、15、16年度に導入する2輌はこの電車を採用します。17、18年度に導入する4両の車種はあらためて選定することとしています。
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万葉線に導入する新型超低床車輌 |
本年7月から岡山市内を走る同型車輌[MOMO]市民からも愛されています。 日本の鉄道開業130周年を記念して創設された第1回「日本鉄道賞」を受賞しました。 |
平成15年4月からは、運賃も改定。判りやすく、利用しやすい運賃に改正されます。
200円・250円・300円・350円・の50円刻みになります。(高岡駅前〜広小路区間は150円)
高岡駅前〜広小路 現160→新150
〜新能町 現280→新200
〜新吉久 現360→新250
〜六度寺 現370→新300
〜越の潟 現450→新350
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LRTとは何でしょうか?一言でいってしまえば「鉄軌道を用いた中容量都市交通機関」です。LRTというのは、「Light Rail
Transit」の略称で、いわゆる普通鉄道に比べると、小型の車両・小型の施設を用いていることが特徴です。LRTと一言でいっても、路面電車の改良版のようなものからいわゆる案内軌条鉄道(AGT;日本では新交通システムといわれることが多い)の鉄軌道版のようなものまで様々な種類のものが範疇に含められており、和訳(未だ定着したものがないので「LRT」や「Light
Rail」と呼ぶ事が多いようです)も、「スーパー路面電車」「軽快電車」から「軽量高架鉄道」まで様々な呼称が用いられています。 |