DV/HDV



 DV方式には主にカメラ記録用のミニカセットと据置型用の標準カセットの2種類のカセットが存在します。映像をデジタル信号化しフレーム毎に圧縮するDV方式はフレーム単位の編集が自由にできます。また音声は16bit(48[kHz])のステレオ1系統か12bit(32[kHz])のステレオ2系統を選ぶことができ、アフレコやミックスも自在です。デジタル化された映像データはパソコンで扱うAVIファイルと互換があり、PC上でエフェクトを掛け、DVテープに書き戻すことも可能です。最大のメリットはどれだけ編集を繰り返しても劣化しないという点に尽きるでしょう。
 HDV方式はHDTV(ハイビジョン放送)品質の映像をDVテープに記録する規格で、ミニカセットに最大80分の記録が可能です(民生用には標準カセットを使用できる製品はない)。記録時間を確保する為に映像の圧縮にはMPEG2が採用されており、インターフェイスにはDV方式と同一の端子を使用します。音声はMPEG1レイヤー2圧縮により音楽CDと同等の16bitステレオ1系統で記録します。画面サイズは横16:縦9に固定されています。詳細はこちらのサイト参照。SONYの民生機はHDV1080i方式です。

私の歴代DV/HDV

DHR−1000(DV)
メーカー

ソニー

購入

平成10年11月(退院)

特徴 ・最長270分のデジタル録画(標準カセット)
・アナログ入力及びインサート機能
 発売と同時に驚喜して購入しました。これ以上劣化しないデジタル方式での記録、高精度な編集機能、2系統のアフレコ自由なデジタル音声、PCによる劣化のないエフェクト(ノンリニア編集)等、永年の理想が結実した感があります。過去の映像のマスタリングやTV放送の一次エアチェックにフル回転しています。
 ※平成25年4月、インターネットオークションにて2号機入手
DCR−TRV900(miniDV)
メーカー

ソニー

購入

平成23年7月(2号機)

特徴 ・1/4インチ3CCDと光学式手ぶれ補正
・液晶モニターとPCカードスロット搭載
 デジタルコピーの友として、編集時のモニター画面として、デジタルスチルカメラとして多目的使用しています。今の処、動画撮影は余りやっていません(笑)。
 ※平成23年5月、駆動系部品無在庫の為1号機修理不可
WV−DR7(DV&S−VHS)
メーカー

ソニー

購入

平成13年2月(寿命

特徴 ・最長405分のデジタル録画(DV)
・三次元YC分離及びFEヘッド(VHS)
・双方向シンクロダビング
 どうしてもVHSデッキが必要になり、どうせならとダブルデッキを購入。標準装備しているシンクロダビング機能は予想以上に使い易いです。  令和4年11月、電源が入らないことが判明。
WV−D9000(DV&S−VHS)
メーカー

ソニー

購入

平成19年7月(復帰)

特徴 ・最長270分のデジタル録画(DV)
・三次元YC分離及びFEヘッド(VHS)
・双方向シンクロダビング
 ハイブリッドレコーダー環境に移行した後輩から譲り受けました。これで標準DVカセット同士の編集もできます。編集機能はDR7より豊富な様です。
DCR−SC100(miniDV)
メーカー

ソニー

購入

平成19年8月(退役)

特徴 ・パスポートサイズ
・角度自由な液晶モニター
 偶然リサイクルショップで見掛け、出張の為に購入。機能が整理されていて扱い易いです。
 ※平成20年1月、基盤部品無在庫の為修理不可

ぶっつけ本番レポートはこちら

HDR−FX7(HDV)
メーカー

ソニー

購入

平成23年12月(修理完了)

特徴 ・HDV方式高画質撮影
・充実のレンズ廻りとマニュアル機能
 広角側の画角が足りないので、純正ワイコン(とフード)を同時購入。どんな撮影ができるのか楽しみです。

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