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《2003年》
75 12/21 今はもうない
74 12/15 冥王(ハーデス)の花嫁
73 12/ 9 まどろみ消去
72 12/ 4 冥府神(アヌビス)の産声
71 12/ 1 海を見ないで陸を見よう
70 11/25 濡衣を着る男
69 11/21 丹波家殺人事件
68 11/18 予知夢
67 11/15 地球儀のスライス
66 11/12 どちらかが彼女を殺した
65 11/ 6 喪失荒野
64 11/ 4 ハーメルンに哭く笛
63 10/27 名前のない死体
62 10/25 狂い壁 狂い窓
61 10/17 月村弁護士 逆転法廷
60 10/14 死者が飲む水
59 10/10 月は幽咽のデバイス 森博嗣・著 講談社ノベルズ
狼男が住むと言われるバラ屋敷。娘の婚約披露パーティの日、来客の一人が、オーディオルームで血まみれの死体となって発見された。その日、屋敷にいた人間は誰も手を下す時間はなかったし、その上、部屋には鍵がかかっていた。科学者・瀬在丸紅子が指摘する以外な事件の真相。
う〜ん、機械的トリック。こんなんあり?
58 10/ 7 パラレルワールド・ラブストーリー 東野圭吾・著 講談社文庫
え?自分が同棲しているのは、親友の恋人?いや、親友は彼女を女友達として紹介してくれたのではなかったか?パラレル・ワールドを研究していた敦賀崇史と親友の間に何があったのか。記憶が書き替えられたのは何故なのか。本当の過去を取り戻すための、崇史の自分探しの旅が始まる。そして、そこにあった真実は…。あなたなら、親友と恋人、どちらを選ぶか?
いやあ、東野さんのSFはいつでも楽しませてくれるなぁ。
57 10/ 4 九頭の龍
56 9/30 翳りゆく夏
55 9/28 海覇王
54 9/20 占い師はお昼寝中
53 9/17 マッチメイク 不知火京介・著 講談社
今年の乱歩賞受賞作。強くなりたいことだけを思う高校を出たばかりの新人レスラーが、リングで起きた社長殺害事件の謎を追う。なんか、主人公が純朴すぎて、なんでこんなことが分からないんだ!ってつっこみたくなっちゃったよ。(;-・。・-;)
52 9/13 舫鬼九郎
51 9/10 波のうえの魔術師
50 9/ 7 闇かがやく島へ
49 9/ 3 東京−岐阜Σ0秒の罠
48 8/31 殉教カテリナ車輪
47 8/26 マネーゲーム
46 8/21 天使の牙(上)(下)
45 8/12 鹿の幻影
44 8/ 8 少年計数機
43 8/ 4 池袋ウェストゲートパーク
42 8/ 1 もっとどうころんでも社会科 清水義範・著、西原理恵子・絵 講談社文庫
 日本人が土地に執着してしまうのは、大化の改新と班田収受の法のため?日本ってどんな国なんだろう?この野菜っていつ頃から食べてんだろう?自由って何?お金って?家族って?日常生活を考えれば、社会科に繋がっちゃうんだよねぇ。ホント身近で面白いお話。2002年9月5日(57)の『どうころんでも社会科』の続編。
41 7/30 夢ざめの坂(上)(下)
40 7/24 捨て童子・松平忠輝(上)(中)(下) 隆慶一郎・著 講談社文庫
 容貌魁偉なために、生まれ落ちてすぐに徳川家康から「捨てよ」と言われた“鬼っ子”松平忠輝の生涯を描いた伝奇小説。二代将軍である兄・秀忠に疎まれながらも、自らの生き方を貫いた漢。そして、それを支えた人々が活き活きと描かれている。ほんと、魅力的な人物なんだよなぁ。
39 7/12 星の塔 高橋克彦・著 文春文庫
 民話の故郷、遠野で私はおかっぱ頭の少女と知り合った『)寝るなの座敷』、突如姿を消した恋人を追って、私は鬼伝説の村に足を踏み入れた『花嫁』、「蟠桃」とは何か?婚約者と共に訪ねた彼女の故郷で、民話集から怖い話しが消されていた『子をとろ子とろ』、隠れキリシタンの里の秘密を記した暗号を喫茶店の落書き帳で見つけ『蛍の女』、私の小説に溢れる残虐趣味はネコを殺した先祖の祟り?『猫屋敷』、キツネ付きの噂が流れる隠れ里に女を追った調査員は『首継ぎ御寮』、設計技師の私は霧の中、駕籠に乗せられ古い屋敷へと誘われた『星の塔』。東北地方の7つの奇譚があやかしの世界へと誘ってくれる。。
38 7/11 七つの棺 折原一・著 創元推理文庫
 町内相撲大会の横綱は体育館の中で転落死し、引退した大富豪は孫と書斎の中で白骨化、ヤクザの組長は核シェルターの中で窒息死し、推理作家は仕事場から消失、脇本陣家の新郎は雪の日に離れで、右翼の社長はガラス張りの執務室で、女性デザイナーはカプセルリフトの中。現場は密室?黒星光警部、38歳、独身のメイ推理が冴える。いろんな名作のパロディ的な要素もあるだけに、そんな名作を読んでたら、もっと面白いかも。
37 7/ 8 カケスはカケスの森 竹本健治・著 徳間文庫
 家庭教師先の教え子が自殺し気落ちしているあなたは、自らを励まそうと幼なじみの真澄に誘われるまま、怪奇幻想文学作家、故・鳥飼征流の住まいであるベルギーの古城で、夏休みを過ごすことになった。美しい未亡人で真澄の伯母の翠、そしてその娘の麻耶。楽しいはずの場所が、異様な連続殺人に彩られていく。それは、あなたが謎の少女を目にした時から始まった。結構妖しい話なんだよなぁ。
36 7/ 1 慟哭
35 6/30 夏と花火と私の死体
34 6/26 赤ちゃんがいっぱい
33 6/24 月光ゲーム Yの悲劇'88
32 6/18 赤ちゃんをさがせ
31 6/15 リヴィエラを撃て(上)(下)
30 6/ 4 蓬莱 今野敏・著 講談社文庫
 パソコン版で静かなブームを作ったゲームソフト“蓬莱”がいよいよスーパーファミコンに移植されることになった。活き上がる開発メーカー・ソフトハウスだったが、その発売を執拗に妨害する力が働く。そして、開発者が殺された。“蓬莱”の中には「日本」が封印されている?日本人の極めて日本的な心性を描いた作品だね。
29 5/29 手鎖心中
28 5/26 あやし
27 5/19 ストロボ
26 5/15 不忠臣蔵
25 5/ 7 フロイト先生のウソ
24 4/30 朽ちた木々の枝の下で
23 4/21 闇の葬列 広沢参議暗殺犯人捜査始末
22 4/16 盗聴
21 4/11 大臣の殺人
20 4/ 8 月の魔法陣
19 4/ 4 知謀の虎 −猛将加藤清正
18 3/29 役員室午後3時
17 3/25 第四の敵
16 3/20 密約幻書
15 3/17 黄金を抱いて翔べ
14 3/11 腐蝕
13 3/ 6 マジック・ミラー
12 3/ 3 レベル7
11 2/19 賞の柩
10  2/15 上海スクランブル 伴野朗・著 徳間書店
 東洋の魔都・上海、1939年。特務工作組織『76号』の山城太助は、ある日憲兵隊本部に呼ばれた。感電死した領事館員・森戸祐二の死の真相を探って欲しいというのだ。時まさに満州国皇帝溥儀が上海を訪問する数日前のこと。溥儀と手を結ぶことによって東洋からユダヤ人を一掃しようとするナチス親衛隊中佐・エーレンベルグ、それを阻止しようとユダヤ諜報機関『ダビデの眼』は謎の人物『シオンの長老』に依頼する。溥儀暗殺をしかける青幇だが、首領の杜月笙はそのことを知らない。それぞれの思いが交錯する中、山城は…。
 う〜ん、痛快冒険ミステリーってところだね。謎解き部分もしっかりあって。ただ、どうもこの作家の描くスパイって人間的すぎるんだよなぁ。
9 2/12 陰の季節 横山秀夫・著 文春文庫
 天下り先のポストを去ることを突然ごね始めたOBに、D県警警務課二渡調査官は…(陰の季節)。Q署生活安全課長がパブのママとできてホテルで密会している。そんなたれ込みに監察課新堂監察官は…(地の声)。後輩がお手柄婦警として新聞に取り上げられた翌朝無断欠勤した。警務課婦警担当七尾係長は…(黒い線)。県会議員が県警を標的に“爆弾”質問をする。その質問内容を知るために、警務部秘書柘植課長補佐がとった手は…(鞄)。
警察小説というと、捜査畑の人間が主人公になるものが殆どだが、これは管理畑の人間が主人公の短編集。警察という特殊な環境の中であがく人々が描かれている。
8 2/10 魔術はささやく 宮部みゆき・著 新潮文庫
 最初は社会面の単にありふれた事件だった。1人目はマンションの屋上から飛び降り、2人目は地下鉄に飛び込んだ。そして3人目がタクシーの前に飛び込んだところから、タクシー運転手の甥、守は導かれるように事件の真相に迫っていく。そして、これが仕組まれた事件であることを知ったとき、犯人の魔の手は4人目へと伸びていた。ミステリー?いや、青年の心の成長を描いた珠玉の物語です。
7 2/ 5 あくむ 井上夢人・著 集英社文庫
 盗聴、その秘密の趣味にのめり込んだときから、僕の生活は変わった(ホワイトノイズ)。交通事故で眼と両腕と右足を失ったと言われても自分には確かにそれがある(ブラックライト)。高校生の頃私は自分が他の人間とは違う「種」であることを知った(ブルーブラッド)。優秀な兄とろくでなしの弟、兄が自らの身体に異変を感じたとき(ゴールデンゲージ)。友達のミライが見た夢が何故か俺にとっての現実になっていく(インビジブル・ドリーム)。夢か現実か。それが醒めないから「あくむ」。
6 2/ 3 白公館の少女 伴野朗・著 集英社文庫
 1948年、人民共和国成立前夜の中国。難攻不落のために『生きた棺桶』と呼ばれる重慶の白公館に一人の少女が幽閉された。蒋介石は彼女を取引の材料として公開処刑を命じる。少女奪回チームが編成され、DC3が嵐をついて重慶を目指す。筋は読めちゃうんだけど、嵐の中のDC3は手に汗握った。
5 1/ 29 運命の一球 近藤唯之・著 新潮文庫
 人生にもプロ野球にも、運命を変える一瞬がある。そんな一瞬、一球に焦点を当て、勝負の世界に生きる男たちの人生の変転を描き出した一冊。
4 1/27 できるかな 西原理恵子・著 角川文庫
 なんでもやってみようの、どこでも行ってみようの精神で、原発「もんじゅ」、タイ・バンコクでの生活、岸和田だんじり祭りからキッスのコンサートとなんでもありのこの一冊。
3 1/24 あやかし(上)(下) 高橋克彦・著 双葉文庫
 1964年、ロンドン遊学中の日本人高校生が、地元の人間が幽霊屋敷と恐れる屋敷で奇妙な夢にうなされていた…。そして、一転して岩手県のS町。その高校生の帰国と時を同じくして起きる奇怪な事件。青垣史朗は『とある交通事故の被害者の血がどんな血液型とも合致しない』という事実に調査を開始する。人にして人であらざる者たちとの死闘の果てに辿り着いた驚愕の真実とは。吸血鬼伝説に新たな光を当てた作品。
2 1/14 雪が降る 藤原伊織・著 講談社文庫
 衝撃的な殺人事件から一転、中学時代の主人公の記憶に飛ぶ、かつての殺人事件へ(台風)。『母を殺したのは、あなたですね」少年から届いた短いメールが、男の封印された記憶を蘇らせる(雪が降る)。秋葉原の電気店に勤めるバングラディッシュ青年が知らずになした犯罪と避暑地の夏(銀の塩)。彼女は何故人魚なのか、人魚の世界にはなぜトマトがないのか(トマト)。ストイックな塗装工と彼を陰で支える若頭、儚げな未亡人(紅の樹)。アパートの配送係をする男が知り合った女性と野球少年(ダリアの夏)。とにかく主人公がストイックで格好良いんだよ。
1 1/10 UNKOWN 古処誠二・著 講談社ノベルス
 自衛隊、警戒監視隊地下施設内の隊長室に盗聴器が仕掛けられた。侵入不可能なはずのこの部屋にどうやって…。調査を命じられて赴任した防諜のエキスパート、防衛部調査班・朝香二尉が解き明かしたその謎は、自衛隊という組織が持つ矛盾だったのかもしれない。