国レベル10攻略日記
第十二章 護りし者、護られし者 (前編)
配分ナナスポイント | ミュラ | ラミカ |
---|---|---|
5 | 1 | 4 |
相手の攻撃を退け、反撃に出ようとストーリンと計画を練っていたその時、突然、敵要塞から普通では考えられない大きさの元気玉魔法の塊が、ママトトの王の間にめがけて飛んできた。かなり至近距離にいたママトトは避けることができず、直撃を食らってしまった。
衝撃で瓦礫とともに一緒に吹っ飛ばされてしまったナナスだったが、なんとか大丈夫のようだ。ところがナナスの周りがやたらと赤い。なんだ赤じゅうたんか〜、とか思ってたら、なんと血じゃないか!周りをよく見ると、そこにはナナスをかばって倒れているストーリンの姿が!キャーッ!さらに壁にあいた穴から例の魔女が!キャーッ!!みんな早く来てー!
ナナスのヘルプを聞き、ミュラ、ダンディ、ピッテン、シェンナ、リックの5人が駆けつけた。ラミカを除いたベストメンバーだ。しかし今回はこのメンバーでもかなりきつい、なぜなら今回は色々と条件が厳しいからだ。
・ミュラ以外の味方が全滅するまで敵を1体も倒してはいけない
・ナナスがやられてはいけない
・魔女がやたら強い
1番目の条件は今まで何度も経験してきたが、他の2つの条件せいでかなり状況は厳しくなる。いつもなら適当にミュラ以外が全滅してからサクサクと敵を全滅するといったことが可能だったが、今回同じように攻略しようとすると、3番目の条件のせいで逆にミュラがサクサクやられてしまう。
さらに追い討ちをかけることに、敵に囲まれないように部屋の隅で戦おうとすると、ナナスが巻き込まれて即終了という事態が起こってしまう。今回この状態を打開するためには次のポイントが重要だ。
・ミュラ以外の味方が全滅するまでできる限り敵の体力を削る
・ナナスがやられないように中央部付近で戦う
・ミュラ以外の仲間が全滅するまでに魔女を瀕死にする
それでは戦闘開始だ、ミュラ以外の4人が速攻敵に接近し攻撃をぶっ放し、ミュラは敵の集団からやや離れたところから必殺技で魔女をピンポイント攻撃。戦闘開始から3ターンが経過したところで、予想はしていたがミュラ以外の味方が全滅、敵がミュラにわらわらと向かってくる。
ここで囲まれては勝ち目はないので、 即サイコサラマンダーを召喚、あらかじめ体力を削っておいたおかげで雑魚を半分以上撃破。さらにミュラの攻撃で魔女も撃破、残るは雑魚5体だ。しかし魔女を撃破した隙に、一気に囲まれてしまった。しかもその5体の中には攻撃力の高いバトキューブが2体もいる。
少しピンチだ。仕方がない、ここは最後の手段、逃げるぞ!ナナス参戦だ。離れた場所から攻撃開始、幸い敵はミュラに集中していてナナスには攻撃してこない。これは「1番近くにいる相手に向かって移動し、その止まった時点で射程圏内にいる相手をランダムに攻撃する」という敵の習性が関係しているのだ。
つまり今回の場合は敵は1番近くにいるミュラの周りに移動し、止まった時点で射程圏内にはミュラしかいないのでミュラを攻撃する、ということになる。つまり、ミュラが倒されなければナナスが攻撃されることはないってこと。
というわけで安全に攻撃、ナナスの攻撃自体はしょぼくて10〜20くらいのダメージしか与えられないが、ターゲットの残りHPも30前後とこちらもしょぼい。なかなかいい勝負になりそうだ。1回目の攻撃で敵のHPを約半分にすることに成功した。
ナナスが瀕死の雑魚と低レベルな戦いを繰り広げるすぐ側で、ミュラは必殺技を炸裂、バトキューブ1体を含む雑魚2体を撃破した。残るは3体、しかしその3体の攻撃により、ミュラの体力は残り1割を切ってしまう。大ピンチだ。とりあえず1番危険なバトキューブをミュラが撃破、残り2体。そして注目のナナスの2回目の攻撃、果たして結果は・・・!?
ナナスの攻撃はギリギリではあったが、瀕死になっていた雑魚を撃破することに成功した、残り1体。問題はこの1体の攻撃にミュラが耐えられるかどうかだ。雑魚の攻撃がミュラに襲い掛かる、が、その一撃はミュラを仕留めるまでには至らなかった。
すぐさまミュラが攻撃、この一撃でついに魔女部隊は全滅した。それにしても、もしあの時ナナスが雑魚を倒していなかったら、ミュラは敵の攻撃に耐え切れなかったかもしれない、ナナスの大ファインプレーだ。もしかしてお立ち台?(ありません)
おのれ、愛するストーリンを傷つけおって!許さん!byナナス
後編へ続く。