つぶやき・・・・94


生肉の危険性

  

  焼肉屋チエーン店でユッケを食べて100人余が病原性大腸菌O111に感染した。そのうち4人が溶血性尿毒症症候群発症で死亡した。

  焼肉屋経営者は牛の生肉には病原性大腸菌汚染のリスクがあることは分かっている。しかし滅多に起こらぬ事故に備えて安全を確保する経費は省きたい。福島の原発でも関係者はその危険を認知しながらも、十分に対応しないで事故につながった構図と似ている。

  消費者は、食品の賞味期限や消費期限をみて安心して食べる。焼肉屋では、メニューにあれば生肉でも疑問を持つことなく口に入れる。自分で安全の吟味はしないし、嗅ぎ分ける能力もない。かつてのO157騒動で全国民が学習したことは忘れ去っている。 

  これから厚労省で生肉の取り扱い基準などが示されることであろうが、自分の食べものの安全までお役所のお世話になって当たり前でいいだろうか。経済至上主義がひとを、生活をいびつにした一例か。


2011. 5. 13

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