つぶやき・・・・92


災害時にみる日本の国力

  福島県の原乳や野菜が原発放射能汚染した報道に接し、かつてのダイオキシン騒ぎを思い出す。

  市のごみ焼却場に近い牧場の牛乳はダイオキシン汚染の疑いがあり販売停止すべきと心配する議員がいた。市の担当者は、「牛乳にもダイオキシンが含まれていることは確かです。でもその含有率は、通常の母乳のダイオキシン含有率と同程度なのです。」とデータでもって説明した。議員は、「よく分かった。しっかり勉強し市民を安心させることも私どもの役目だ。」と納得。

  3月11日、東京。激しい交通渋滞にあってもドライバーは平穏を保ち、感謝のクラクションしか聞こえなかったという。コンビニ、スーパーでは略奪、狼藉などあるはずがなく、徒歩で帰るサラリーマンのサービスステーションとして機能を発揮した。満員電車で老人が妊婦に席を譲った。海外からの観光客はこうした日本人の律儀さに驚いた。議員そして市民の良識、これらはわが国の国力を示す。

  今回の放射能汚染が水道水や土壌経由となれば問題は格段にでかくなる。大惨事収束にはこの国力を必要とする。


2011. 3. 21

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