つぶやき・・・・71


農業は文化

  規模拡大せよ、生産物を高品質化せよ、6次産業を展開せよ、という。個別所得補償制度があっても、農業を業としていくには競争は避けられない。作ったものを売るのではなく、売るために作らねばならない。

  しかし、どんな政策を掲げても誘導する方向に動かなかったのが農業。

  農耕民族には、競争より相互協力して生きるという根っこがあるという。年配のものには、なつかしい村社会の安堵感のある生活が思い当たる。狩猟民族がもつ勝負の世界には馴染まないのだろう。

  わが国の農業の一面は文化。多くの農業施策はこの文化が文明に駆逐されていくのを促進する。


2007.11.16

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