食料自給率アップや農業の多面的機能などの理由はあろうが、税金の無駄使いや効率という面で問題はある。たとえば補助金を獲得する際、受け皿に要求される要件には、それぞれの事情で対応しにくいこともある。そこを地方行政は、会計検査で指摘されないよう厚化粧する。ここらで担当者は能力を発揮すると同時に無駄も発生する。志の高い県庁マンがこんなことで神経をすり減らす。
また、農業補助事業の数は、きめ細かいパッチワークを思わせるほど多い。独立行政法人や公益法人が連なってこれを助ける。そして、天下りの必要性も発生する。
生産者は生産性を上げる努力より補助金の確保が重要となる。かくして、本来の方向が見えにくくなり、生産意欲は目減りするようだ。
2009.8.11