
最近は四代にわたり園長に獣医師が就いた。この間に、園長や職員の夢は膨らんだ。生態的展示、つまり野生動物をかれらの棲息する自然環境ごと展示する方法を具体化し、陽の光があたった。いうなれば園長らの専門性が年間300万人も訪れる全国一の動物園を創った。
ところで、各県の行政施策はどの部門も金太郎飴となる。国の指示に従う、隣県に倣う、誰がやっても変わりない。このように、大胆な発想やチャレンジのない組織の管理は事務屋さんが適当となる。
だが、こうした職員管理型リーダーのもとでは、組織の能力は徐々に疲労、衰弱していくのが必定。怠慢や不祥事をも発生してくる。
社会が変化し続けるなか、わが国の農業が頑なに守りの姿勢から脱却できなかったのは、リーダーが事務屋さんであったことに所以するのではないか。ゲリラ的発想が湧き上がる議会、行政組織構造を考えられないものか。
2009.1.19