つぶやき・・・・37



座して死を待つのか

  「座して死を待つのか」という北日本新聞社説の切抜きが手元にある。平成12年3月のもの。 米依存の富山県農業が袋小路に迷い込み出口を見い出せずにいる県政を叱咤激励している。だが、今もこの構造に変化はない。

  わが国の歴史はコメとその生産基盤である土地の争奪戦であり、コメに執着し稲作を中心に文化意識を作り上げ、稲作をめぐって身分階級まで作り上げた。

  近代に入ると多様な価値が生まれ、米は至上の富ではなくなった。土地も米の呪縛から解き放たれ無限の効用に帰するはず。しかし、コメは神格化され単なる食料、穀物ではないことを好都合に、お上は米一点張りの価値観をかぶせ続けた。

  歴史的骨格に血が通い、無理も通る社会にあぐらをかいたお上には、袋小路から抜け出す政策転換は可能だろうか。これまでの農業政策のつけが一気に噴出してくる平成20年がチャンス!


2007.12.30


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