つぶやき・・・・33



牛の人工授精

  人の不妊治療に人工授精、体外受精、顕微授精、受精卵移植など、一部は批判を浴びながらも多様な技術が駆使されているようです。

  ところが畜産業の世界では人工授精は昭和25年から30年にかけて普及し、今日では乳牛の99%、肉牛の95%が人工授精で出産しているのです。受精卵移植も一般農家での日常的な技術になりました。

  厳選された種雄牛の一回の射精で得られる精液は希釈し100本から200本のストローに封入のうえ液体窒素のなかで保存されます。1本のストローは雌牛を妊娠させる能力があります。かくして種雄牛1頭は生涯で数万頭の子孫を残すことができます。

  人工授精技術は、牛の改良、増殖に革命的な役割を果たしてきたのですが、こうした技術によって牛乳が水より安くなったのかもしれません。皮肉な農業技術は他にもありますね・・・・。


2007.11.6


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