例年ならば、水が入った田園風景を神々しく詩的に眺めるが、今年は複雑な思いがよぎる。
コメの流通でひと儲けの企みがあったためか、価格はもみクチャになり、尊い稲作精神は砕けていないだろうか。
稲作に伴う、江浚え、農道の管理などの協同作業には、我が国の固有の農村文化の旗が、さわやかになびいてきた.
でも、いまや荒れ模様で旗は擦り切れてきた。
高コストで小規模の生産者の自立精神はますます薄らいでいるようだ。
それでも何といっても日本のコメは安心のコメだ。その価値を忘れていないかな。
損得を意識せずに誇りをもって励める農業構造が欲しいものだ。
しかし、この世は、食うか食われるかの世となった今、稲作精神を求めることはできないのかも。
2026.6.2
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