我が国とすれば、輸入に依存しない自給飼料生産を推進する必要があろうが、これは難題!
かたや、生産者は飼料を効率的に乳肉にする工夫をしなければならない。このピンチがチャンスとなろう。
例えば、豚の脂肪蓄積が始まる前に出荷することで飼料をもっぱら赤肉生産に向かうようにする。
牛肉では脂肪交雑をもって評価することなく、おいしい赤肉生産を薦める。
牛乳においては、乳脂肪率で評価することなく乳たんぱく質率やや無脂固形分率を重視されれば良い。
いずれの畜産物も、脂身がないとおいしさ半減かもしれない。
しかし、消費者の理解を促し新しい食感への啓発が必要だろう。
日常的な食料では脂肪摂取を減らすことは人の健康にも好ましい。一石二鳥に違いない。
2022.9.17
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