つぶやき・・・・244

　　　　 　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 若い頃、イルクーツクで結婚式に参加したことがある。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 お祝いに集まった人はカップルが末永く食に不自由が無いようにと祈り、麦の粒をふりかける。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 われわれが仏、神にご飯や米を捧げることと通ずる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 人の道とか善悪の基準は、国、宗教、文化によって異なるかもしれないが、かように人間の根底に有るものは共通であろうと考える。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 しかし、目下の戦争から察するに、川の向こうでは根本の「ものさし」が違うようだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 滑稽なウソの上にウソを重ね、そこでは「義」も「恥」もない最低限の社会性をも失ってしまう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 この戦争、紛争、殺人を子孫にいかに説明するか？衣を脱げば人間はすべて悪というのか・・・？ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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2022.4．18

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