しかし、つい忘れそうになるのが、この感染症は動物由来の人獣共通感染症であること。
今後も侵入してくる幾多の動物由来感染症に、いかに対応するか、国民的レベルで考えなければならない。
日本獣医師会長が指摘する。
我が国における動物由来感染症対策としては、検疫の他、牛の結核病、ブルセラ病の検査や狂犬病予防注射などが実行されているにすぎない。
また、野生動物や愛玩動物に関する調査研究や感染症対策は空白状態にあり、なぜか議論にもならない。
SDGSの一環となるone healthに向けて人獣共通感染症対策は避けて通れない課題であろうに。
2021.24
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