ウイルスが動物に感染する能力にはシャッポというより、感染症が発生しやすい環境で動物と人間が共生しているといえよう。
そこで、野生動物が新たな感染症の発生源になる事例に備え、その起源を調査することは重要だ。
福岡県では、県家畜保健衛生所に野生動物やペットも検査、監視する機能を導入する方針とのこと。
家畜だけでなく動物全般の保健衛生を一元管理し、動物の伝染病の早期発見やまん延防止に貢献する。
その上で、人と動物に共通する感染症対策を一体的に講じる「ワンヘルス」を具体的に推進しようという。
地方行政がここまで意識されていることに深く敬意を表したい。
2021.1.15
トップページへ戻る