つぶやき・・・・219

   

“疫学専門家”

                                                            
                              科学者と政治家が協力して新型コロナ問題に当たることは誠に難しいと推測する。
                              さぞかし、舞台裏では激しい議論があることだろう。

                              専門家会議メンバー、あの人、この人・・・。人気のない日陰で黙々研究されてきたとお見受けする。
                              縁の下の力持ちで、舞台でライトを浴びることを知らない方々だ。
                              彼らは与えられた予測不能な重責に命をかけて没頭する。
                              美味しいところは阿部さんが持って行ってしまうだろうに。

                              政治家は、その欲するところを専門家に後押しさせ、反応が悪ければ冷遇することになる。
                              だが、専門家は不平を言わない。よって尊敬されるが凡人には割に合わない仕事に見える。

                              また、各地区の保健所の業務の中身は一般にはよく知られていない。
                              今回は辛い仕事が多いようだ。
                              厚労省、知事、所属長から一貫した指示がないまま、市民からの苦情、脅迫に汗かいて対応されている。
                              大衆が、専門家や組織の有難い存在に気がつかないようでは、危機管理も成功しない。

                              コロナ騒動はその舞台裏での政府と防疫専門家の葛藤、大衆の不公平感を見せつけたように思う。
                              この災害がこうした不具合を改善する契機となることを祈るばかり。多岐にわたる災害は今後も増えていくだろう。


           

2020.5.6

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