つぶやき・・・・214

   

“豚肉の争奪戦が始まる!”

                                                                                                                                                    
                              平成30年9月9日以来、1府8県で流行した豚コレラはとりあえず沈静化に至ったようだ。
                              これは、良識ある養豚家と関係機関のワンチームが功を奏した結果であり、まさに我が国の力だ。
                              
                              一方、世界最大の豚肉消費国の中国では、アフリカ豚コレラによって生産が5600万トンから3500万トンに激減した。
                              不足分は海外に求めることになる。
                              それは国際的な豚肉流通量1000万トンを超える2000万トンとなってしまう。
                              これでは国際的な豚肉の争奪戦が始まることになるだろう。

                              我が国では、豚肉自給率は49%。
                              だが、国内産といっても飼料のほとんどを輸入しているわけで、厳しく言えば自給率はゼロというべきかも知れない。                            
                              
                              
                              実に我が国の豚肉生産基盤は誠に脆弱なものであり、中国に買い占められると食卓に豚肉料理は載らなくなるやも。


           

2019.12.12

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