先の見えない防疫作業を想像するに、精神的疲労は限界状況にあるだろう。
さらに、苦痛多い防疫着、危険、耳が痛くなる鳴き声、熱中症を思う。
当該養豚場にとっては命懸けの事件ではあるが、国の養豚産業の持続という命題の前で10万頭に怯んではならない。
厳しい防疫活動に耐え続けねばならないのだ。
女性獣医師、女性の市町村職員も働いていることだろう。退職、休職が必要な職員も出よう。
獣医師には、役割とはいえ動物を生かすより殺す機会が多い。
獣医師のなんたるかをしっかり頭に入れていないと任務に耐えられない。
こんな折、動植物の命の連鎖によって人が生きるという構造、これは誰が創造したものやらと思う。
2019.6.24
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