つぶやき・・・・15

コウノトリ

「コウノトリの郷」



花鳥風月の里山

俳優であり日本野鳥の会会長である柳生博さんの講演を聞いた。

兵庫県但馬地域、豊岡市の里山の住民がコウノトリの野生復帰を果たした。人と自然とが共生できるよう地域環境を改善した意義が同市の「コウノトリの郷」に展示されている。
コウノトリが生きられる里を作るため、農薬、化学肥料は使わない。水田の水を切らさない。稲の中干しは短期間に終えるよう配慮した。やがてタニシやドジョウがでてきた。たくさん発生した殿様カエルが稲の天敵のカメムシを退治してくれた。

米の収量はうんと減ったが、「コウノトリが生きる里の米」ということで高く売れた。図らずも採算ある農業になったとのこと。以上が概略。

コウノトリが有機、無農薬農業の証人になってくれたというわけです。 里山は、知恵の宝庫であり、持続可能な農業のモデルです。こうした自然の循環を経験的に理解できる人はもう高齢者。私達がそのぎりぎりでしょうか。

しかし、いずれの里山も人口減少や高齢化がすすみ、存続が危ぶまれているのです。  


2007.3.15


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