つぶやき・・・・130


動物は仲間を殺さない

   勝った狼は決して敗者に咬みつかない。勝者に首筋をさしだしている狼は本気で咬まれることはない。
   動物は同族の仲間にみさかいなくもなく自分の武器を使用しない。これは、生まれつき備わったものであり本能として確立されたものという。

   動物がその進化の過程で、一撃で仲間を殺せるほどの武器を発達させたとする。
   そうなったときの動物は武器と並行して種の存続を脅かすその武器の使用を妨げるような社会的抑制をも発達させてきたと考えられている。

   ところが、自分の肉体と無関係に発達した武器をもつ動物がたったひとついる。その武器は鉄砲類、原爆、化学兵器、ある意味では原発などである。
   この動物は生まれつき持っている種の社会的行動としての武器の使い方を知らない。つまり武器相応に対する使用の抑制を用意していない。
   その武器は周囲の環境と調和することなく暴走してしまう。生体における癌と似る。

    この動物は人間である。


2013.9. 12

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