つぶやき・・・・112


自然から学ぶ

  

  子供たちが三面コンクリートの小さい用水で小さいどじょうを捕らえて興奮している。

  人類は自然や動物とともに生活することで、多くを体験し知恵、豊かな感性を身につけてきたと思われる。こうした子供の遊びには、人類の進歩が濃縮、再現されているように思う。

  今日、日常生活に自然・生き物の姿は乏しく、子供の心身の発達に不可欠な自然をトータルに学ぶ機会は得難い。

  せいぜい、コンパニオンアニマルという帰る自然を失った動物で補っているのかもしれない。  


  実社会においても同様だ。古い事件だが、田舎育ちのまじめな雪印乳業が事故を起こす体質に陥った。

  その原因として、“農場から食卓まで”というトータルにものを見る目がなかったと指摘したひとがいた。

  食品を扱う基本的な姿勢が欠落していったのだ。筆者の知るところでは、獣医師の採用がどんどん削られたのはその傍証かもしれない。

  判断に苦しんだら自然に飛び込み問うてみよ、ということか。


2012.6. 23

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