つぶやき・・・・110


農家の苦労

  「都ぞ弥生」という寮歌に、北海道の大自然を、「豊かに稔れる石狩の野に・・・・・・人の世の清き国ぞと憧れぬ」と歌い上げる一節がある。

  その後、農業を学ぶ作詞者は農家を訪問しその厳しさを知り作詞を恥じたという。

  十勝地方で家業の酪農を描く女性漫画作家を探し訪ねた友人が、「大変売れているこの漫画を読んで酪農家の苦労がよく分かりました。」というと、あんなもんで私らの苦労がわかるか!と父親に一喝されたと頭を掻く。。

  先日、日高地方を散策し、立派な住宅が多いところから、「昆布漁は儲かっているようですね。」と申し上げたら、「この仕事しかないから命懸けで身体も頭も酷使し、どうやら飯が食える。適当にやる人はすぐ廃業に追い込まれる。」とのこと。

  一次産業がうまくないから弁当持って工場へ働きに行くという選択肢がない・・・・・・。


2012. 6.16

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