家持を祀る宮

祖霊社

祭神は大伴宿禰家持とある

富山県新湊市八幡町にある放生津八幡宮の境内

に祀られている.

言い伝えによれば、家持が越中守として在任中、

郷民に敬神の念を普及せんとの深慮により、豊前

の国宇佐八幡を勧請し奈呉八幡宮を創建したこれ

が現在の放生津八幡宮の初めと言われている。

  この放生津(ほうじょうづ)八幡宮の宮司は大伴氏で当代は大伴文麿と言われ代々家持の子孫を名乗っておられます.

ちなみにNTTのハローページの越中西部版をみて、大伴姓を探すと14件東部版は四件見うけました

東風(あゆのかぜ)いたく吹くらし

    奈呉の海人(あま)の釣りする小舟漕ぎ隠る見ゆ

            (十七巻 4017)

 境内には佐々木信綱氏の筆による歌碑が建っている

30年ほど前までは境内の裏はすぐ砂浜だったが、今は

埋め立てられアスファルトの道路が走り、漁港が出来て

いる.

戻る