"-1">水仙は、扁平で細長い葉の間から花茎が伸び、6弁の花が横向きに咲きます。色や形の異なる品種が多くある多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多い。
笑い話のようですが、水仙の扁平な葉をニラと間違えて食べ、お腹を壊した人がいるそうです。ご注意ください。







姫立金花
姫立金花(ヒメリュウキンカ)は、ハート形の光沢ある緑葉を短い茎から出し、花茎から8弁の黄花を3月初旬から咲きはじめ、北陸に春の訪れを告げる花です。寒さや湿気にもとても強い多年草です。








ノースポール
ノースポールは一年草で、寒さに強く、丈夫で特に何もしなくても5月頃までよく咲きます。花壇などに植えると種がこぼれて毎年咲いてくれます。1株から次々と白い花を咲かせてくれます。








パンジー、ビオラ
耐寒性の一年草で、秋から翌春にかけて長く咲き続け、小形種のビオラとともに花壇の主役として利用されます。冬期間は、積雪に押しつぶされて冬眠状態ですが、春になれば茎を持ち上げて花を咲かせます。終わりかけた花は、もぎ取って種を付けないようにすると花の大きさを保ちつつ、次々と咲き続けます。









チュリップ
桜と並んで春を代表する花と言えば、チューリップです。
富山県や新潟県では、チューリップ栽培に最も適した、日本海側の冬の湿った気候と降雪を利用して、日本一の生産地を誇っており、両県とも県の花となっています。 ちなみに生産量1位は富山県です。









ほうちゃく草
宝鐸草は、草丈が30cm程の多年草の山野草です。茎は途中で枝分かれして、白い花を1〜3個付けます。花は茎の先端にだけ咲き、鈴蘭のように列をなしません。花色は白で先端が薄緑色をしています。宝鐸(ほうちゃく)というのは、寺院の堂塔の四隅の軒などに吊るして飾りにする大きな鈴のことで、花の形がよく似ていることに由来します。
花の後には1cm程の球状実を付け、初めは緑色ですが熟すと黒紫色になります。









ハナミズキ
ハナミズキが薄ピンクの花をつけました。桜より花持ちがよく、長い間楽しめます。梅雨時前後にうどんこ病が付きやすいので注意が必要です。秋には熟した赤い実をつけます。庭木のほか街路樹として利用され、我が家の前の道路にもピンクと白のハナミズキが植えられています。









オダマキ
数年前、散歩の途中で見つけ、採取した苧環(オダマキ)が咲きました。外側のうす紫色の花弁のようなものは、実は花弁ではなく萼(がく)で、花弁はその内側の黄色くややまとまった筒状の部分です。








スズラン
葉鞘の筒が直立し、その先端から楕円形の葉が二枚くらい展開しています。葉は緑色で柔らかく、わずかに粉を吹き撥水性があるため露が水玉になっています。春から初夏にかけて芳香のある鈴のような白い花を複数個、葉の下側に隠れるようにつけます。花は壺状に丸まって下を向き、花の名もこれを鈴を下げたものと見立てたものです。









ハマナス
ハマナスは、バラと同じ仲間で、濃ピンクの柔らかな花の下にはトゲのある茎が有るので注意して下さい。海岸などに多い見られ、花が終わった後、夏以降には赤い果実を実らせます。ねっとり甘く酸味のある味がします。この果実にはビタミンCなどの成分が豊富に含まれおり、健康茶やのど飴など菓子に配合されているそうです。









クレマチス
クレマチスは、蔓(つる)性なのですが,その蔓が鉄のように固いということで「テッセン(鉄線)」とも呼ばれます。キンポウゲ科の蔓性多年草で、ポールなどに巻き付いて3mの高さになることもあります。拙宅の場合、花水木にクレマチスの蔓が這っており、花水木にクレマチスの花が咲きます。









シラン
高さ40〜50 cm の花茎を伸ばし、その先端に5, 6個の紅紫色の花を付けます。咲く花の色から、紫蘭(シラン)の名がつきました。寒さに強く、庭先などでも栽培ができるので、鑑賞用として広まっています。根茎は漢方薬、熱湯で茹でてから乾燥させたものが、生薬の白及(ビャッキュウ)です。吐血、喀血などの場合に、煎じた液を止血の目的で服用したり、排膿薬として使われます。民間では粉末を水や油で練って、ひびやあかぎれに用います。









シャクヤク
美人の形容の定番として、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言われます。シャクヤクは、宿根草のなかでも花の豪華さにかけては他に並ぶものがありません。ボタン(牡丹)とシャクヤクはよく似た花を付けますが、2つの違いは、ボタンは「木」、シャクヤクは「草」です。漢字名の「芍薬」に「薬」の文字が入っているように、もともとは薬草として育てられていました。根は、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用があるそうです。









カタクリ
二枚の葉の間から花茎が伸び先端に薄い紅紫色をした六弁の小さな花を咲かせる春を告げる花です。
カタクリは、平成7年に高岡市の花に指定されました。カタクリは、万葉集では「堅香子」と詠まれ一首のみあります。 









サクラ(桜)
朝の散歩コースの桜並木が満開の時期を迎えました。古木の幹から生えた小枝にもかわいい花を咲かせています。桜を愛でながらのんびり歩く・・・。この次は満開を少し過ぎたころ、桜吹雪の中を歩けると完璧です。
万葉集にも桜を詠んだ歌がありますが、当時は野生の山桜を鑑賞したと思われます。










タチツボスミレ
タチツボスミレは日本を代表するスミレです。 花茎はハート形葉の間から出て立ち上がり、先端がうつむいて薄い紫色の花を付けます。翌春には地下茎から出発して毎年花を咲かせる多年草です。









ドウダンツツジ
ドウダンツツジは、春にスズランのような釣り鐘状の花を多数咲かせる落葉性の花木です。秋には葉が紅葉し、夫で育てやすい植物です。生育がよく細かく枝分かれして芽が伸びる力も強いので刈り込んで形を整えて生け垣などにも利用できます。









芝桜
茎が地を這うように伸びて拡がり、大きな株になりますが背丈は10cm程。サクラに似た形の淡桃、赤、薄紫、あるいは白色の花を咲かせます。葉は1センチ程度と小さく常緑で尖った形をしています。よく枝分かれし地面を覆い尽くすように密生し、寒暑や乾燥に強く常緑のため芝生代わりに植えられることもあります。










サフィニア
サフィニアは、1989年に開発されたペチュニアの新しい品種で、大変丈夫で長持ちのする花です。茎が伸びてその先に次々と花を咲かせ、適当に茎をカットして枝数を多くしますとたくさんの花が咲きます。カットしてから20日ほどで新しい花が咲きはじめるので、2〜3回繰り返しますとたくさんの花を長く楽しむことが出来ます。










バーベナ
花期が長く、4月から秋まで咲いてくれます。
花容がサクラの花に似ることから、ビジョザクラ(美女桜)とも云われます。花色は豊富で白、ピンク、赤、紫などの単色、および純白色の斑のあるものなどがります。
花壇や鉢植えなどや吊り鉢にも利用されます。










ショウジョウバカマ
日本各地の山野で少し多湿なところに生える。葉は広い線形でなめらか、根本から多数出て地に広がってロゼット状です。葉の長さは5〜18cm、少し革質で滑らか。花は新葉が出る前に1本10〜20cmの花茎を出し、淡紅から紫まで様々の色があります。










カランコエ
葉っぱに厚みのある多肉植物です。花はピンク、黄色、オレンジ、白など非常に豊富な花色のものができ、草丈の低くコンパクトな矮性種、大きくなる高性種など、バラエティーに富ます。昼の長さが短くなるとそれに反応して花芽を付ける短日植物で、自然の環境下で花の咲く時期は主に春です。夏に出回る開花株は短日処理という方法で日の当たる時間を人工的に調節するなどして花を咲かせています。
 










ムスカリ 
秋植えで、春に咲き、切り花、花壇、鉢植えにむく、育てやすい代表的な球根植物です。
ムスカリの多くの種類は、下むきの一茎に数十輪のツボ型の花がつき、それがブドウの房状に見えることから、ブドウ・ムスカリとも呼ばれています。










ミリオンベルブーケ 
サントリーフラワーズの小輪多花性のペチュニア。
生育が旺盛で花数が多く、草姿のバランスが良くて、たくさん咲いてきゅっとまとまる。
育てやすく、春・夏・秋と3シーズン楽しめます。

開花期は4〜10月


































夏 6-8月


ペチュニア
初夏を彩るペチュニアは、花壇や鉢植えに欠かせない花です。花色は赤、桃、青、紫、黄、白など豊富なうえに覆輪、星形、白絞りなどがあり極めて多彩です。花が咲き、茎が伸びてだらしなくなってきたら、思いきって、根元から20cm位の所で切ると、そこから新しい芽が出ます。








マリーゴールド
和名は「千寿菊」。または切れ葉が孔雀の羽に似ていることから「孔雀草」とも呼ばれています。生育が良く丈夫なため初夏から秋まで長期間楽しめます。草丈30cm前後と姿がコンパクトにまとまり、良く分枝するので非常にボリューム感があり、花壇に最適です。









オキザリス
オキザリス・レグネリーが紫褐色の三角形の三つ葉の間から淡いピンクの細長い花弁を開き始めました。
初夏から秋にかけて、淡いピンク色で花茎2〜3cmのかわいい花を次々と咲かせます。夜間は花を閉じ、日が昇ると花弁が開きます。









サツキ
春に咲く背の低い街路樹として植えられる耐寒性常緑低木です。刈り込みに強いので盆栽や生垣に使われます。拙宅では、一部を生垣に使っています。サツキツツジと呼ばれるようにツツジの一種で同属ですが、ツツジとの違いは新芽が伸び出す時期や開花期、花の大きさや葉の光沢で判断します。 一般にサツキの咲き始めはツツジより遅く旧暦5月頃に咲くので皐月(サツキ)と呼ばれ、小枝が多く出て、花や葉が小さいのが特徴です。









夏椿
沙羅木(シャラノキ)とも呼ばれます。花の形が椿によく似ていて、夏に開花することから「夏椿」といいます。花びらは5枚で白く雄しべの花糸が黄色く、朝に開花し、夕方には落花する一日花です。釈迦(しゃか)が亡くなったときに近くに生えていたことで有名な「沙羅双樹」は、全く別の熱帯樹で、日本の風土では育たないそうです。昔、ある僧侶が、沙羅双樹の木を山に入って探し回ったところ夏椿の木を見て沙羅双樹だと思い込み、広めたことから沙羅木と呼ばれるようになったそうです。









額紫陽花
赤紫色の大きな花は装飾花で、花弁のように見えますが萼片です。この装飾花に囲まれた小さなつぶの集まりが、両性花の集まりです。ガクアジサイは、装飾花を額縁に見立てて名付けられたといわれます。花の色は、土壌のpHやアルミニウムイオン量によって様々に変化し、そのため「七変化」とも呼ばれます。一般的に酸性土壌で青色が強く、アルカリ性土壌では赤色が強くなります。左が春に石灰を散布してアルカリ性土壌としたもの。








レモンバーム
レモンバームは、その名のとおり、葉がレモンのかおりのするハーブです。初夏には白い清楚な小花を咲かせます。その蜜は蜂を引きつけます。根はよく広がり、落ちた種子から次々に発芽し、繁殖力はとても旺盛です。花壇、鉢植えとしても作り易いハーブです。葉はハーブティーやハーブバスなどに使います。









百日草
初夏から晩秋にかけ長い期間花を咲かせ続ける事から百日草と名付けられました。花形はダリア咲き、カクタス咲き、ポンポン咲きなどきわめて多彩です。暑さにも強く、丈夫な植物で切り花、鉢花、ガーデニング素材など用途も多様です。









桔梗
秋の七草(萩・薄・桔梗・撫子・葛・藤袴・女郎花)のひとつですが、むしろ夏の花です。7月7日七夕の日に詠んだ万葉集の七夕の歌に天の川 橋渡せば その上ゆも い渡らさむを 秋にあらずも(巻18-4126 大伴家持)があります。旧暦7月は秋にあたります。万葉の昔から桔梗は「あさがほ」として愛されてきた花です。つぼみの状態では花びら同士が風船のようにぴたりとつながっています。星形をした紫色の花は、和風の庭にも、洋風の庭にもマッチします。丈夫で栽培しやすい花です。









ソテツ
ソテツが、頂部から若々しい葉を伸ばし始めました。 7月初旬からカール状の柔らかな葉をつけ始め、次第に葉先を伸ばしていきます。若葉は、シダのように内側に巻いてます。羽状葉は、美しい葉冠を作り、幹の表面は、一面に葉跡で埋まっています。日光を大変好みますので主に室外の良く日の当たる場所に置いていますが、気温としては5℃程度必要なので、冬季は室内に置きます。









ギボウシ
ギボウシ(クリスマスキャンディー):多年生草本植物。花は朝に開き、完全には開きません。そして夕方にはしぼんでしまう一日花です。若い花穂の形が宝珠に似ているため偽宝珠(ギボウシ)といわれます。卵形の葉は、中央部に大きく鮮明な白斑が入り、長さが20cm前後と中型ですが、鉢に移植したギボウシの葉は、10cm前後と小型になっています。花の色は、淡紫色で多数の花が横向きに咲きます。









ムクゲ
ハイビスカスの仲間で、花は一日花です。ムクゲの樹は強い生命力をもち、夏から秋にかけて長期間、次から次へと涼やかで優しい大輪の花を咲かせ続け、耐寒性・耐暑性にも優れた落葉低木です。夏の一日を命の限り咲きほこる花をつけ、散っては咲き、咲いては散り、次々と花を咲かせ続けます。そのため韓国では、ムクゲを「無窮花」と呼び、「国民花」として愛されています。









サルビア・ファリナセア
花壇に植えた小さなサルビア・ファリナセア苗が、大きく見ごろになりました。ブルーサルビアともいわれ、花は小さいが、花序は約20cmになり、多数のさわやかな藤青色の花を付けます。長楕円形をした葉の葉元から花茎が、数本立ってます。秋にまたきれいな花を咲かすため、お盆過ぎには花を切り落とす予定です。








五葉松
松柏類の女王といわれます。五葉松は、葉が短く芽切の必要がなくて管理が楽です。伸び放題になっている五葉松の剪定をしました。とは言ってもナンチャッテ庭師の荒業。電動刈り込み機で風通しが良くなるように樹形を整えた後、切れ残った小枝を剪定バサミを使って付け根から切り落としてお仕舞い。正味2時間で完了しました。









ペパーミント
柑橘系の香りに人気があるハーブです。茎、葉が暗緑色をしています。夏、茎の先端に淡い藤色の花を咲かせます。日なたの方が繁殖旺盛ですが、丈夫なので日陰でも育ち地下茎でどんどんふえます。株分けを兼ねて2〜3年ごとに植え替えしてやります。料理やハーブティーにはあまり使われませんが、香りを生かして入浴剤やポプリなどに利用して楽しめます。








アメリカン・ブルー
アメリカンブルーは、エボルブルスともいい、日本では馴染み深い花です。茎は、横に這うように伸びて行き、葉が多く茂り、その間から約2cmの爽やかなブルー色の可愛い花を咲かせています。









マイクロアスター
草丈が15cmほどで、かわいい小輪半八重咲きの花が株いっぱいに咲きます。花の大きさが3cmほどの小輪半八重咲きです。分枝が多く、清楚でかわいらしい花がたくさん咲きます。花持ちもよく、花壇植えでの切花用に最適です。









ヤリケイトウ
ヤリケイトウは、炎のようなビロード様の鮮やかな赤や黄の花を秋まで咲かせます。槍のように細い羽を束ねたような咲き方をします。ケイトウが日本へ渡来した時期はさだかではありませんが、天平時代にインドから中国,朝鮮半島を経由して伝わったとされます。最初は、実用植物として染色用原料,食用,薬用に利用されていたようです。万葉集にも何首か残されています。万葉表記は「韓藍(からあい)」。









トレニア
ビオラに似た花が夏から秋に咲くので、ナツスミレとも呼ばれます。こんもりと整った姿になり、暑さに強く、性質は強健で、たいへんに多花性ですから、夏の花壇に適しています。伸びすぎたら半分ぐらいの高さに刈り込みます。








イロハモミジ
イロハモミジの葉は、対生して手の平のように5〜7つに深く裂け、裂片に不規則な鋸歯があって先が長くのびていることが特徴。葉の裂片を「イロハニホヘト」と数える子供の遊びに由来するとされる。モミジは、紅葉のチャンピオンでもある。花期は春(4〜5月)。花は直径 5〜6mm(写真左)。暗紫色で 5個の萼片と、黄緑色もしくは紫色を帯びる萼片より小さい 5個の花弁をもつ。実は翼果で長さ 1.5cm 程度の翼があり、夏から初秋にかけて熟すと竹とんぼのように風で飛ばされる(写真右)。









メランポジューム
黄色の小さな花がたくさん初夏から秋まで咲き乱れます。新しい花が古い花を隠しながら次々に咲くので花ガラ摘みの手間が省け、花で株一面が覆われます。あまり手は掛からないヒマワリのミニチュアのような花です。










七夕
七夕は、さまざまなお祭りや行事がおこなわれる夏の風物詩。桃の節句や端午の節句と並ぶ五節句のひとつ。旧暦の7月7日の夜のことですが、7月7日又は月遅れの8月7日に多く七夕祭りが行われます。竹笹の枝に色とりどりの願いをこめた短冊を飾ります。
2008年7月7日、第34回主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)でも各国首脳の願い事を書いた短冊が竹に飾られました。









 
サルビア
緋色の鮮やかな花色が目を引きます。夏〜秋を代表する草花です。草丈は20〜40cm。花壇やプランターで育ちます。
ガーデニング初心者にオススメの育てやすい草花です。開花は6〜10月頃の1年草。












アローズコンパクト・スカイブルー
サントリーフラワーズのキキョウ科ロベリア属。「アローズコンパクト・スカイブルー」は優しいブルー色。やわらかに揺れるふんわりとした草姿。
もったいないようですが、咲き終わらないうちに、一度切り戻しをして新しい芽を育てることで、11月頃まで長く花を楽しむことができます。
 











ひまわり
 畑に定植したヒマワリが、たったの2ヶ月間で3m超に伸長。
大きな花を咲かせ始めました。
品種は「ロシアヒマワリ」大きくなるとは聞いていたがこれほどとわ!!

自宅の花壇に植えた同じヒマワリの背高は2mほど、花はまだ咲いていません。

環境によって成長が異なるようです。










 










 秋 9-11月


秋明菊
白く見えるのは花ではなく,萼で花は退化してありません。花(萼)が落ちても中心の黄色い花芯がしばらく残り、その姿も愛らしいです。葉は根元に大きいものがあり,花をつける茎には小さな葉しかありません。昔、京の人が9月9日の「「重陽の節供」に貴船の神を拝もうと鞍馬の奥に入ったとき、貴船神社の奥でこの花を発見したので貴船菊とも呼ばれます。
ピンク色は白の秋明菊より一月ほど早く咲きます。









デュランタ宝塚
藤の一種で、花期は初夏から秋までと永く、濃紫色の花に白覆輪の糸状の可愛い小さな花を次々に咲かせます。ソフトな雰囲気の姿は宝塚歌劇の衣装を思わせます。熱帯地域の原産で沖縄では生垣に使われているそうです。デュランタ宝塚の生垣、一度観てみたいものです。









サザンカ
さざんかと椿は、よく似ています。椿は、春になって咲き、おしべが中心部では筒状になっています。花が落ちる時、ボテッと全部一緒に落ちます。
さざんかは、童謡「焚火」でおなじみの花、秋から冬に咲き、おしべが中心から放射状に広がっています。花が落ちる時、桜のように花びらが1枚1枚バラバラに散り、地面が美しく飾られます。










ガーベラ
タンポポのように株の中から茎がすっと立ち、その頂点に一輪の花を咲かせます。
キク科の花で半耐寒性の多年草ですが、花壇では北陸の冬は越せません。
草丈は30cm前後、6〜10月頃花を咲かせます。
花色は赤・オレンジ・黄・ピンク・白等いろいろ楽しめます。









Xmasツリー
街角でクリスマスソングのBGMが流れる季節になり、鉢植えコニファーにツリー用ライトを取り付けました。








日々草
一日ごとに新しい花を付けることからついた名だと言われます。夏から秋に、庭や花壇でよく見られる草丈の低い一年草で、丸味のある5弁花を続々と咲かせます。葉は、光沢のある楕円形で中央に白い葉脈がくっきりと見えます。









ヘデラ
つる性の低木で、日陰でも育ち冬も寒さにも強い観葉植物です。鉢植えの他にも庭植えにしてフェンスにからませたり、寄せ植えの材料としてもよく使用されます。近年このつる性を利用しヒートアイランド防止としてビル等の壁面緑化にも使われます。ヘデラを百均で買った円錐トピアリーに這わせました。









藪柑子
藪柑子は、ヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑低木で、夏に数個の花を咲かせ,秋から初春にかけて赤い実をつけます。葉の形が柑子(こうじ)みかんに似ているところから薮柑子と呼ばれています。万葉集では「山橘」(やまたちばな)と詠まれています。橘は柑橘類の意で、昔の人も葉がみかんに似ていて山に生息することから山橘と呼んだのでしょうか。別名「十両」とも云われます。








デージ−
別名はヒナギク、チョウメイギクです。日照・水はけのよい場所を好みます。霜に注意して冬の戸外で育てます。乾燥・高温多湿に弱いですが栽培しやすいです。花期は12〜5月で花色は赤・白・ピンクなどがあり、草丈は10〜15cmくらい。可愛らしい印象をあたえる花です。









コスモス
秋を代表する花。和名は「秋桜」、秋に咲き、花弁の形が 桜に似ているところからそう云われます。日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育し、景観植物としての利用例が多く、河原や休耕田、スキー場などに植えられたコスモスの花畑が観光資源として活用されています。










 










 











 冬 12-2月



古来より梅の花は日本人に愛されてきました。万葉集に詠まれている梅の花の歌は桜の花の歌より圧倒的に多いといいます。厳寒の中で芳香ただよう高潔な花を咲かせるところから縁起のよいものとされています
雪・月・梅花を詠んだ歌一首。
「雪の上に 照れる月夜に 梅の花 折りて贈らむ 愛しき児もがも」 (巻18-4134 大伴家持)









雪吊り
庭木に支柱を立てその先端から放射状に縄で枝を吊り北陸特有の湿気を多く含んだ重い雪が付着することで、樹木の枝が折れないように木々を守る「雪吊り」。雪の降り積もる前に行われる雪吊りは、北陸に冬の訪れを告げる風物詩です。








正月寄せ植え
松、梅、南天に、今年はリュウノヒゲとフキタンポポを加えて正月用の寄せ植えを作りました。
師走は、何かとバタバタして落ち着かない時ですが、正月気分をじっくり満喫しるためにも、暖房の効いた室内に入れて正月までにフキタンポポと梅のつぼみが膨らむようにしなければ・・・。








フキタンポポ
年末に福寿草などと一緒に店頭に並び、お正月の寄せ植えの材料としても使われます。花がタンポポに似ていることがその名の由来だと言われています。暖かいお天気の時しか花が咲かないことや、花後に綿毛ができるところなど、タンポポによく似たところもあります。