home > dinosauria > Japanese dinosaur database > Oviraptorosauria / オヴィラプトロサウルス類
産地(地層) 石川県白峰村(手取層群) 年代 白亜紀前期 分類 竜盤類・獣脚類・オヴィラプトロサウルス類 発見された部位 末節骨(SBEI 167) 展示・収蔵 ― 発見・研究 ― 特徴
発見の意義
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この末節骨には、根元の上側に突起が見られる。これは、オヴィラプトル類やテリジノサウルス類に特有の特徴だ。また下側にも大きなふくらみが見られ、これらは爪を上に動かしたり、下に動かしたりするときに使う、筋肉の腱が付着していたものである。
この化石はモンゴル産のオヴィラプトル Oviraptor の化石と比較され、オヴィラプトル類とされている。
北米やアジアでは白亜紀中頃〜白亜紀後期の地層で発見されるのに対し、白峰村では白亜紀前期の地層で発見された。これはオヴィラプトル類の系統進化を研究する上で、貴重な資料である。
参考) 1. 『恐竜時代の生き物たち 桑島化石壁のタイムトンネル』 千葉県立中央博物館 監修, 晶文社出版 2002.
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