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Aublysodontids / アウブリソドン類



産地(地層)  石川県白峰村(手取層群)
年代  白亜紀前期
分類  竜盤類・獣脚類・アウブリソドン類
発見された部位  歯
展示・収蔵  ―
発見・研究  ―
特徴
発見の意義
etc...

 この標本は、以下のような特徴を有する。
・歯の前後ではなく、左右にエッジを持つため、横幅が大きい。
・歯にセレーションがない。
・歯の前後には、わずかな隆起が見られる。
 これらのかなり特殊な特徴よりこの標本は、ティラノサウルス類に近縁(あるいは初期のティラノサウルス類)であるアウブリソドン類のものであると思われる。
 ティラノサウルス類に近縁なアウブリソドンの化石が日本で見つかったということは、ティラノサウルス類がアジア起源であるという説の証拠となるかもしれない。

 参考) 1. 『恐竜時代の生き物たち 桑島化石壁のタイムトンネル』 千葉県立中央博物館 監修, 晶文社出版 2002.


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