注意!あらすじ紹介あり!

スティーブンキングは好きな作家ですが、
そのなかでも特にいいのが、
ペットセマタリーです。
映画版のタイトルはペットセメタリー。

飼い猫がトラックに轢かれて死んだ時、男は子供が
悲しむだろうと思った。そして隣のじいさんに
導かれるままに、ペットの墓場の奥にある
インディアンの墓地に猫を埋める。そこは
死んだものを埋めておくと生き返ってくる謎の土地。
猫は生き返った。しかしそれは元の猫のまま
ではなかった。何か、違うのだ。
そして最愛の家族が死んだ時、男がとった
行動は、もちろん、死体を、あの土地に、
・・・・・・・・・・・

この物語の原案は、「どんな願いもかなうという
猿の手を手に入れた男の女房が
死んだ息子を生き返らせようとする」、
W.W.ジェイコブズの短編「猿の手」だという。

ギリシア神話やイザナギ、イザナミの話
にも見られるように、人間は誰でも
愛するものとの別れを拒み、
どうにかして死による別れを
回避したいと思ってきたものだ。
この物語は人間の普遍的な願望が
現実に起こったものと想定し、
そのひとを愛するとはどういうことなのか。
その人の容姿の問題か、内面か、行動か、
知性か。 生き返ってきたものが死んだもの
そのものでなかったとして、それを前と
同じように愛せるものだろうか、という
問題を提起している。

映画のラストは、原作のラストにないものを
約5秒ほど追加しているが、あれはハッキリ言って
蛇足です。あれのないバージョンをビデオで
編集して観ております。
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