2002年はこんな映画を観ました。

「Who am i」ジャッキーはまだまだ行けるな。ただアクションシーンでのカットつなぎが以前より多い気がしたのだが。
「ラストサマー」観る人を変におどかそうという思いがでてて、ヘン。
「太平洋奇跡の作戦 キスカ」上のもの、あいだにはいるもの、下っぱのもの、全てが一丸となって事にあたれば、何事もうまくいく。って話。
「BROTHER」録画失敗。最後の方切れてんじゃねえかこのやろう。
「続、激突!カージャック」カタルシスがないよ。現実の事件を元にしているからか。
「ビヨンドザリング」WWFプロレスの裏話。対戦選手同士が試合内容の打ち合わせをしているとこ丸写し。
「助太刀屋助六」映画館のせいか、セリフ聞き取りづらし。岡本喜八監督ゆかりの俳優が大挙出演。
「ロードオブザリング」ゲップ満腹。山場が終わったかと思ったら、まだつづく。長いよ。
「未知との遭遇」のDVDを観る。初めて通して観たさ。当時みてればすげえ感激ではあったろうなあ。メイキングもおもろかった。子供に演技をさせるためそういう手で来たかっ。
「スターウォーズ特別編」テレビで見る。酒場の狼男なんかが差し替えてあったり、デューバックが歩いてたり。オビワンの剣が時々光らないとこは直ってなかった。エピソード2につながるセリフなんかもいろいろあったり。しかしルーカスは最初ほんとにこれ以降の話を考えていたんだろうか。
「救命艇」もうちょっといろんな疑惑や衝突があるかと思ったんだが。
「ガメラ対ギロン」ねむてー。ズバーっと飛んでズバーっと切り裂くギロンはおもろい。
「お茶漬けの味」古い映画で、音声が非常にききとりづらい。ラストはお茶漬けの味。いいなあ。うまいよなあ。ラストシーンもコメディタッチで終わるし。いいなあ。小津すげえなあ。
「ハリーポッター」ま、あんなもんでしょ。変なルールのクィディッチは映像もなにがなんだか。全体的に合成まるだし。あんなんでいいのか。いまいちだなあ。先に本を読んじゃったせいかなあ。
「オーロラの彼方へ」すげー。父親を亡くしているわしらにはユメのような映画です。最後に父親×××××場面は、ちくしょう、最高です、ちくしょう。
「アクシデンタルスパイ」ジャッキーチェン。合成や、他のスタントマンを使ったのではないかと思われる、妙なカット割りがでてくると興ざめ。最後の大爆発は全然ストーリーと関係ないし。飛び降りシーンのNG集で、遠目にジャッキーがぶら下がりつつ「ロープが長すぎる」とか言っているが、あれほんとにジャッキーか。それもまたスタントマンではないか。それをごまかすため、NG集にアフレコを加えているのではなかろうか、と、邪推。
「エボリューション」わらったー。いい大人がこんなバカ話をまともにやるとことか。特撮はすげー。アイバンライトマン監督。結局ゴーストバスターズのリメイクだが面白かったからいいや。モンスターデザインはバーニライトスンと思われ。
「みんなのいえ」主張と妥協。おもろい。ビデオの初めに監督の三谷がこの映画を見終わったひとは田中邦衛のマネをせずにはいられない、っての笑った。おい、じゅーん。ちがうか。
「ジュラシックパーク3」前2作のような、生き物をコントロールしようとする愚かさなどがテーマでない。恐竜ガンガンだしてギャー。それだけ。ちっちゃくまとまっているぶん、こっちのほうがいいかも。
「スチュアートリトル」すげえCG。口の動く猫もいい。いや、猫自体に演技をつけるさせてるほうがすごかったりした。おもしろかったよ。
「親指タイタニック」くっだらねー。顔と指をシンクロさせる技術を使いたかっただけか。
「カオス」ヒッチコックの×××××××のパクリだとネットに書いているひとがいたが、たしかに似ている設定。しかしなんであんなラストか。
「アメリ」なんじゃいこりゃ。映像、演出としてはおもろいが。ラストであの青年は迷惑そうな顔してたじゃないか。へんなの。
「悪魔の嵐」3回連続放送のスティーブンキングのテレビオリジナル脚本。地獄は圧倒的な良心の呵責がくりかえしくりかえし続くってのがわしと考え一緒。終わってからも色々考えさせるのはヨイと思う。
「スターウォーズエピソード2」エピソード1と内容は変わらんが、お金をかけまくりまくった映像を目がチカチカするまで見せまくりまくるという贅沢。ただCGがCGだとわかるようではまだまだだな。
「ウォーターボーイズ」たしかにおもしろいが、ラストをシンクロで終えるし、なんか普通。
「WASABI」ひとつの山がおわったと思ったらそれでおしまい。早っ。人物のアップばっかりでしかもピンぼけ。素人か。
「D-TOX」スタローンの映画。どんな映画だか何にも知らなかった。セブン+そして誰もいなくなったみたいな映画だった。有名な役者がやられ役ででるのももったいない。
「どうぶつ宝島」当時最高の品質であったろう。今見てもすげえ。宮崎アニメの原点がここにある。
「シュレック」以外とあっさりしている。濃いのはキャラ。
「ワイルドワイルドウェスト」テレビでみたせいか、照明、カット割りがめちゃめちゃヘタクソに思えた。それに、せっかく大怪獣をだしても、周りが砂漠ばっかりじゃ盛り上がらんだろ。
「スパイキッズ」いいぞえ。ドラえもんのごとき愉快アイテムの数々。こういうバカ映画はどうして日本で作られんのか。
「DRIVE」地元の駅前あたりをくるくるまわってるぞ。映画のそんなとこばかりみてた。
「アンラッキーモンキー」ひとをころしたことの罪悪感をテーマにしたもの。
「MONDAY」酔って人殺しをしたが、その記憶がない。アンラッキーモンキーにも繋がる。
「弾丸ランナー」小悪党たちが、最初から最後まで走っているだけの映画。
「ポストマンブルース」これがSABU監督のなかでは一番いいな。
「デジタルモンスター」「同ディアボロモンの逆襲」ジブリのハウルの監督だったそうで、まあまあ。怪獣映画だな。
「スパイダーマン」CGつかいすぎ。顔を全部覆うマスクだとさすがに感情移入に問題有り。特にスパイダーマンとグリーンゴブリンの対話シーンとか。グリーンゴブリンの息子役のひとがジェームズディーンに似すぎ。
「地球への20000マイル」さすがレイハリーハウゼン。怪物のどうでもいい仕草とか照明とかもよくできてる。
「グリンチ」これほどつまらん映画をみたのはひさしぶりだ。
「オーレVSカクレンジャー」宮内洋が怪傑ズバットそのもの。
「メメント」これはつまり、おもろい設定を作って、それ自体をオチにもってきたってことか。手法があたらしい。
--------見直したもの-------------------------------

「パンダコパンダ」「同雨降りサーカス」DVD英語版にて。おもしれえ。トトロの原型ではたしかにある。オープニングで、幼少の頃初めて見たときの、これからどんな映画が始まるのかと思ったあの奇妙な感覚が一瞬よぎった。
「妹の恋人」DVDで特典だけ見る。メイキングで、照明係が一日かけていろんな照明をテストしている。日本もあんな手のこんだことしているのだろうか。
「ゴジラvsキングギドラ」DVDオーディオコメンタリーで観る。大森監督、自分が許可したはずのドラットやM−11の走りを自分で茶化す。
「スモーク」DVDにて日本語吹き替えで。吹き替えだと出演者の顔を見ながら、しっかりと言うことを聞くので、この映画に向いていたかも。やっぱ、いいわあ。
「千と千尋の神隠し」DVD見ました。いきなり赤いです。テレビ側での補正でもいまいちです。あきらかな失敗をジブリの鈴木プロデューサーが正当化しているのが、不信をまねきます。


さて、2002年一番良かった映像作品は。
な し
次点として、メメントとスチュアートリトルとお茶漬けの味を。
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