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マインドストームの世界

◎はじめての出会いから(2000/7/30)
 コンピュータによって制御できるレゴ、そんなものがあるということは以前に聞いたことがあったが、その実物との出会いは平成12年7月30日、たこぼうと一緒に富山商船高専主催の親子体験教室に行った時のこと。「ロボットを作ろう!」というテーマで始まったこの講座。やっているうちに、たこぼうよりも自分の方がのめり込んでしまう。自分でコマンドを設定しながら…レゴを組み立てながら…『あっ、今日はたこぼうのために来たんだっけ』と、何度思い直したことやら。一日じっくりマインドストームに触れる機会を持ち、たこぼうもおいらもすご〜く満足しちゃった。
 その時に作ったのが、この「行け!!コオロギくん1号」。光センサーで黒い線の上を探して歩くようにプログラムされている。最初、黒い線を見つけるために回転するようになっていたんだけど、黒線が発見できないとそのまま回り続けることになる。それで数秒回転して黒線が発見できないと直進するようにプログラムしなおす。これで黒線を発見したところで、その上をなぞっていけるようになったのだ。サーキットを描いておき、円内にこのコオロギくん1号を置くだけで見事にサーキットを走ってくれたよ。そうそう、線から外れないようにする原理としては…センサーが白を感知すれば右のタイヤのみが回り、黒を感知すれば左のタイヤのみが回るようになっていて、それで線からそれないんだけど、その分、ヨタヨタと歩くことになり、まあ、これがまた愛らしかったんだけどね。
 実はこの後、「コオロギくん2号」も作ったのだ。と言っても、1号の光センサーをタッチセンサーに取り替えただけなんだけどね。タッチセンサーが壁に触れると、ノタノタとバックして、それから少しずつお尻をふって180度回転し、また直進するというもの。これで見事に廊下の端から端までを行ったり来たりできるようになったのだ。
 時間の制約があって、「コオロギくん3号」は作れなかったけど、構想としてはタッチセンサーと光センサーを組み合わせてみたかったんだ。
 そんな楽しい一日をたこぼうと過ごし、晴れて(?)マインドストームの虜になったおいらだった。


◎マインドストームを入手…(2000/8/23)
 7月30日に帰ったおいらは、インターネットで検索してマインドストームのページを探したんだけど、これがとっても高価なもので、それも国内ではなかなか手に入らないって話。素直に諦めたおいらだった。
 それが8月20日になって急変する。たこぼうと一緒に入ったおもちゃ屋さんになんとマインドストームがあるではないか。それも2万5千円?あれ?ネットで検索した時には安くても3万5千円って話だったのに…。おや?RCX(Robotics Command System=プログラミングできるレゴブロック)の色が青い。この間使ったのは黄色だったのに…。ん?PC不要?なんとPCを使わずに単体で使えるものだったらしい。おやおや、R2D2?スターウォーズモデルもでているのか。ふ〜〜ん、12月には日本語バージョンも出るのかぁ。よ〜〜し!!
 そんな気持ちで、8月22,23日と家族旅行で東京に出かけたんだけど、23日の午前中に時間があったので出かけた博品館に…なんと、そのマインドストームがあるじゃないかぁ。うわぁぁぁぁ、いいなぁ。後ろ髪を引かれる思いで、その場を去る。なんたって、今日の目的はたこぼうが希望していたミュージカル観劇。急いで帝劇まで歩いていく。いやあ、結構距離があるなぁ。
 観劇が終わった後、予定より時間がある。帰りは8時の電車だから、あと4時間。とにかく三越でお買い物。う〜む、それにしてもマインドストームに出会えるとは…。おいらの気持ちは遙か遠い博品館へ。しかし、自分で買う踏ん切りがつけられない。3人で一緒に行こう!と誘ってみるが、ママとたこぼうは拒否。それで、おいらがグズグズ言いだしたものだから…(あ〜あ、子どもだなぁ)、ママったら激怒しちゃって(もう!子どもなんだから)、結局暑い思いをしながら3人で博品館へ。もう買うしかないだろう!
 そして、今ここに、ママを怒らせてまで手に入れたマインドストームが…


◎いよいよ開封!(2000/8/26)
 東京から帰ってきた後忙しい日が続いたんだけど、どうにか箱を開くことができた。
 さて、この箱の中身、部品がなんと717ピースもある。こんなものいちいち部品を探しながら組み立てていた日には何がなんだか解らなくなってしまう。そうそうこういう時には何か整理するケースを用意すれば良いんだ。そういえば、富山商船高専では釣り具の整理箱を使っていると言っていたはず…。それでタウンページを見て釣具屋さんを捜す、あったあった。店の中を探す、あったあった。値段を見る、高い高い。
 そういえば、工具入れなんかで十分なんじゃないか?それなら、D.I.Y.の店に行けば良いだろう、あったあった。というわけで工具箱とより細かい部品のために整理箱を4つ買って帰る。それで部品の数を数えながら分類開始。は〜〜、なんていろいろと種類があるんだ?これじゃ分類しきれないじゃないかぁ。それでもう4つほど整理箱を増やそうと思ったんだけど、お店には3つしか置いてない。え〜〜い、仕方ない、とりあえずはこれで良いか。ふ〜〜、えらい時間かかったなぁ。そうそう、ついでに9V電池1本と単3電池が6本いるのか。それも買っておこう。ん??もう5〜6千円使っちゃった!!あれ??これでホントに整理できているのかしら??


◎さあ、ソフトをインストール(2000/8/27)
 え〜と、PCの電源を入れる前に赤外線トランスミッターに9Vの電池を入れてそれからケーブルを使ってシリアルコネクターに接続。次にPCの電源を入れて、CD−ROMをドライブに入れる。オートランでインストーラーが起動。はいはいはいっと!
 さて、それから、なになにユーザー名でログインしたら、ん??コマンドの選択ができない?あっ、ガイドモードか。ユーザーガイドをまず見ろってことだな。よしよし。え?あっ、そっかぁ、全部英語じゃないかぁ。英語で喋られても分からないよぉぉぉ。なになに、RCXのテスト??え〜と単3電池を6本入れて、モーターとセンサーを接続して…うん、なんか良くわからんが単独で動くなぁ。あれ??これじゃPC使う必要ないぞ??え〜と、ああなるほど、もっと進まないとプログラミングまでいかないのか。それにしても英語は良くわからん。え〜と、ステップ2に進めばよいのか、(・-・)(。_。)(・-・)(。_。)ウンウン。
 は〜〜、なんとか動くみたいだよしよし、大丈夫。え〜い、ガイドなんかもう見なくて良いや!スキップスキップ!
 さあ、これで作れるはず!!
【作品集】
ウッキーおさる君1号  2号  3号
ハンド君
レゴザウルス
はさみ虫君
めだまのおやじ
こおろぎ君3号
わんこ
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