国レベル10攻略日記
第十九章 箱の番人(後編)
ストーリンから皇帝の間への通路が確保できたとの連絡を受け、皇帝の間へと向かうナナス。するとそこにはカカロと瀕死で横たわる1人の男がいるではないか。なんでもカカロは「大事な用」があってここへやってきたそうな。そしてカカロはナナスに面白いものを見せてくれるという。
しかしナナスはそれ以上に横たわる瀕死の男の方が気になった。その様子を見たカカロは「その男はもうダメじゃ」とナナスに早く来るように促す。そうか、もうダメなのか、なら仕方ないよね(なぜ)。
瀕死の男を気にしつつ、ナナスがカカロの元へと向かう。そしてカカロがナナスに見せたそれは滅びの箱という代物だった、ナナスは以前に文献で見たことがあるようだ。しかしカカロは「これは滅びの箱ではなく希望の箱」だという。そっかー、希望の箱なら早く開けちゃおう♪といいたいところだが、もし文献に書かれていた悪魔や破壊の力が本当だ としたら取り返しのつかないことになってしまう。ここは開けるのを止めなければ。
ところがカカロは「この世に悪魔がいるわけがない」とか「箱を開けさせない為の嘘偽りだ」とか「この中にちいさなメダルが入っているんだ(誤)」などと屁理屈を言って開ける気満々だ。それでもなんとか止めようと腕にしがみつくナナスを軽々払いのけ、箱に手をかける。パカッ。あ〜あ、開けちゃった。
開けた箱の中からおぞましい雄叫びとともに何かが出てきた。ちいさなメダルだ悪魔だ。
「滅びの箱を開けし者よ、我に代わり世界を焼き尽くすのだ。我を箱より開放した無謀なる勇気の報酬として滅びの力を授けよう。なお、この力を使用すればご飯をふっくらと炊くことが可能だ(これは誤)。」
悪魔はそう言い放ちカカロと同化した。そしてカカロはもの凄い速さで走り出し、何処かへ行ってしまった。全く元気のいいオッサンだ。
突然の出来事にオロオロしているナナスに誰かが 話しかけてきた。あたりを見渡すと瀕死の男が話しかけてきているではないか、どうやらガスタン皇帝のキアスのようだ。どうやら「カカロを止めるんだ、ああなったらもう殺すしかない」という感じの事をいっているようだ。
いくら暴走してるからといって実の父親を簡単に殺せるわけないじゃないか(まあ、普通に戦っても簡単に殺せるわけではないですけど)。 ナナスがそう言うと、キアスは衝撃の事実を口にした。
「奴はお前の本当の父ではない」
何ぃ!?いや、薄々そんな可能性はあるんじゃないかと思ってはいたんだけどね。そしてキアスはさらに衝撃の事実を口にした。
「実の父は私だ」
ガビーン(死語)、ダブルショックだ。初めて会った実の父が育ての親に瀕死にされているなんて。結局、満足に話もできずにキアスは息を引き取ってしまった。
しばらくして、ワンがナナスの元へやってきた。
「大変じゃー、ママトトが引きずられとる!」
ワンが言うにはママトトがガスタンに引きずられていて、脱出しないと危険なようだ。とりあえずキアスの遺体を運んで脱出するとしよう。
ママトトに戻ったナナスたち、そこで彼らはとんでもないものを目にした。なんと今まで戦っていたガスタンのドームが、屋根に血管を浮かべ宙に浮いているではないか。決してマギー○司のインチキなどではない、本当に浮いているのだ。どうやらこれは、悪魔と同化したカカロだからこそ成せる業に違いない。
そして武将たちが、でかいだの非常識だのとのたまっていると、ありえない速さでママトトの上空を通過していった。あれを野放しにしてはまずいと、ナナスはヤモスにカカロを追うように命じるが、カカロはママトトよりも速く、追いつくことができない。しかし今は追いかけ続けるしかない、とりあえず追いつくまでは各自待機だ。
追いかけ始めて2日が経ったが、まだカカロは見えてこない。そしてガスタンとシグマソンの国境に差し掛かろうとしたそのとき、恐るべき光景が目に飛び込んできた。おそらくここでガスタンとシグマソンが戦っていたのだろうが、あたりに見える要塞すべてが大破しているではないか。 明らかに普通では起こりえない惨状だ。こんな惨劇を創り出せるのは悪魔以外の何者でもないだろう。
このままではせっかく統一した大陸が壊滅してしまう、これを止めるにはやはりキアスの遺言どおり悪魔と同化したカカロを倒すしかない。 ママトトは大陸の存続を賭け、壮絶な終局へと向かうのであった・・・。
ここでようやく内政。とはいっても武器は全部作っちゃったから特にすることはないんだけどね。残すは最終章のみでプラントもゴールドも関係ないので、残ったゴールドでプラントを埋め尽くしてみたり。今回はこれだけで終了。
次にアドベンチャーパート。
ナナスモード |
エイベル |
愛 |
この頃にはエイベルのお腹の中に新しい命が宿ってるんでしょうね。
この時点での各キャラと国のレベル
名前 | レベル |
パットン | 21 |
カバッハーン | 18 |
ディカキス | 18 |
奈菜璃 | 18 |
I・ホース | 17 |
バルバッツァ | 13 |
マイトレア | 12 |
シェンナ | 6 |
ピッテン | 6 |
キングギア | 5 |
ココナ | 4 |
ヒーロー | 4 |
リック | 4 |
ライセン | 2 |
ストーリン | 1 |
ワン | 1 |
アーヴィ | 1 |
国 | 9 |
んん?国レベル10クリアの予定なのにまだ国レベルが9ですねぇ。よし、それならこのままレベル9のまま行っちゃいましょう。 果たしてママトトはカカロの野望を打ち砕くことができるのか?次回、最終章でーす。