(参考)
18,3,7付 富山新聞
梵鐘の音で高岡発信 商工会議所が寺院に協力呼び掛けへ
高岡銅器の代表的な生産品である、梵鐘(ぼんしょう)の生の音色を、街行く観光客らに感じてもらうことはできないか―。高岡商工会議所は新年度、市内の寺院に呼び掛け、一日に数回、定時に鐘を鳴らすことで、銅器の街を内外に発信する運動を展開する。市内中心部を主体に、寺院側の協力、近隣住民の理解を求めていく。
「鐘の鳴る街構想」は、同会議所が昨年まとめた「たかおかアクションプラン21」にも盛り込まれている。銅器の「音」をめぐっては、JR高岡駅構内に毎夏設置される風鈴が、出張者や観光客に好評を得ているほか、仏具の鈴で作った楽器によるオリジナル曲が列車発車音になるなど、高岡ならではの特徴が醸し出されるようになっている。
駅に降り立った人々や市内に育つ子供たちが、街中でも、銅器の街の息吹を感じられる仕掛けづくりの一つとして、梵鐘を鳴らす運動を展開することにした。定時に鐘を鳴らすための寺院側の人員体制、音による近隣への影響など、克服すべき課題も想定され、同会議所は「まずは協力を呼びかけるところから始め、解決策を探りながら試行を目指したい」(山達是人専務理事)と話している。