伏木駅
・JR西日本氷見線(高岡〜氷見)の中間にある。
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高岡方面から小矢部川の鉄橋を渡り工場地帯の中を走ると島式ホームの伏木駅がある。駅前は、駅舎以外まったく昔の面影がない。
・駅前の坂を登ったところに雲竜山勝興寺がある。また駅から500m高岡寄りに加越能鉄道の中伏木駅を結ぶ如意の渡しがある。
・小矢部川の河口部に広がる港である伏木港に近い。1663(寛文3)年に幕府の指定港となり船政所を設けて以来、沿岸交易の要港として栄えた。大正から昭和にかけて大改修が行われ、その後、紙パルプ、化学を中心とする臨海工業地帯や、石油基地の造成が進められてきた。現在は主に石油製品や非鉄金属等を取扱い、県内外の経済基盤を支える港湾として重要な役割を果たしている。ロシアのナホトカ、ワニノ、ボストーチヌイを結ぶ貨物定期航路に加え、平成5年から夏季にはウラジオストックとの間に旅客定期船も年3〜10航海配船されている。ますますにぎわいを見せる伏木港だが、河口港の宿命として上流から流出する土砂の堆積や、船舶の大型化に対応すべく、現在外港への展開が進められている。
・また、伏木には「万葉のふるさと」づくりを進める高岡の中心地として、万葉研究のメッカとしても有名な「高 岡市万葉博物館」が ある。746(天平18)年、「万葉集」の代表的歌人で選者ともされる大伴家持が越中国守として伏木の地に着任、5年間在任し、その 間富山を詠んだ歌は270余首にものぼる。そして、高岡市は「万葉集」に関係のあるさまざまな事業を展開しており、万葉文化に関心を寄せる全国の地域や人々と交流が深まりつつある。
更に、伏木は、小矢部川が富山湾に流れ込む地、港町、寺内町、万葉のふるさと、として独自の町並みをつくりだしている、いにしえの歴史と進取の気質が融合する町である。駅周辺を歩けば、上記のほか、市内で唯一望楼が残されている回船問屋の町家である「旧秋元家住宅」で、 北前船の通商で栄えた伏木と周辺の村々の歴史や当時の水運の様子などを紹介する、高岡市伏木北前船資料館、気多神社、大伴神社、越中国守館跡、越中国分寺跡、港町の一角にある高岡商工会議所伏木支所は、明治41年に銀行として建てられたもので、明治期のモダンさを今に伝える。また、明治時代から昭和初期まで栄えた回船問屋で、国の登録有形文化財に指定され、建物は明治期の数寄屋造りの棚田家などがある。