小坂勝人(平成14年11月 北日本新聞より) ◆ 疎開作家の作品紹介 1940年代富山の美術展  戦中戦後の作品を集めた「1940年代 富山の美術展」は十六日、砺波市美術館で一 般公開が始まった。「時代の中の作家たち」のサブタイトルで疎開作家ら四十二人の作品 六十八点を展示した。十二月二十三日まで。同美術館、北日本新聞社主催。  「富山で活躍した作家」「疎開した県内外作家」「都市部を基盤に活躍した作家」の三  つで構成。福光町に住んだ板画家、棟方志功の「女人観世音板画柵・仰向柵」や福野町に  疎開した石版画の織田一磨の「福野町夜鷹祭」、  城端町に疎開した高岡市出身の小坂勝人の日本画「村娘」、  県内で活躍していた川辺外治の油彩「小使い室の老人」などを展示した。絵画、彫刻、 工芸、書の各分野にわたり、戦中戦後の苦しい時代にあっても意欲的な創作活動を行った 状況が分かる。  この日は県退職公務員連盟砺波地区女性部が研修会を開き、約五十人が作品を鑑賞した。  高岡市美術館との共同企画として開かれた。十七日、十二月八日、二十二日の午後二時 から担当学芸員によるギャラリートークがある。