九番札所 東漸院(曹洞宗)
(不空羂索観世音菩薩の石仏を祀る)
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瑞龍寺総門前の通りを南に行ってすぐ、不空羂索観世音菩薩の石仏が見える。
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東漸院は瑞龍寺の、周辺に幾つかある子寺の一つ。
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この九番目の不空羂索観世音菩薩 は、奈良県奈良市の法相宗・興福寺・南円堂のご本尊に当たる。
・不空羂索観世音菩薩の石仏像の台座には西国三十三観音霊場第八番札所・法相宗・興福寺・南円堂のご詠歌「春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るうす雲」が刻まれている。
・興福寺は、天智天皇八年(669)藤原鎌足が山城国宇治山科に寺を建立しようとして果さず、没後遺志により夫人の鏡王女が山城国山科に創建し山階寺(やましなじ)と号したのにはじまる。672年頃藤原不比等、山階寺を厩坂にうつし厩坂寺とする
。和銅三年(710)藤原不比等が現在地に移設して興福寺と改めた。726年興福寺東金堂建立、730年4月興福寺五重塔建立、734年興福寺西金堂建立。
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平安時代末には南都七大寺の中でもっとも有力な寺院とされたが、治承四年(1180)平重衡による焼き討ちにあい、全伽藍を焼失し、その後復興はなかなか進まなかった。
現存する堂宇は鎌倉・室町時代に復興再建されたもので、南円堂(国宝)は江戸時代に再建されたものである。
北円堂・三重塔・東金堂・五重塔も国宝である。