21世紀初頭、国家からの市民運動がネットワークを通じて全世界的な暴動へと発展。
国家は崩壊し、いくつかの小国に分裂。すべての小国は原則内政不干渉の立場にたつ。
まとまりかけていた世界間の平和が絶たれた――。
小国の中には更に治安が悪化する個所も発生。急速に自衛権の拡大解釈が進み、自衛力を求める市民が急増。
民間への銃火器流出の本格化――。
国家崩壊に伴う警察機構の崩壊により自然発生した自治警察団、民間警察企業の勢力拡大。
十年前に開発された人型自立行動兵器の警察機構に対する普及、過剰逮捕の深刻化――。
人々はいつしか犯罪組織「ギルト」、市民組織「レスィース」、官僚組織「クストロス」へとまとまっていく。
当初取り決められた内政不干渉はもろくも崩れ去ったのだ――。
21世紀半ばになって、世界は中世停滞期とも呼べる文化的停滞期に陥いってしまう。
――ここに、封建社会が再来した――。
「……お前だけでも逃げ出してくれ」
「しかし…………わかりました。ですが、生き延びてください。おねがいします」
「あぁ、君もな――君が生きていないとあの子が悲しむ」
「……はい」
……と、いうバックボーンとは関係なく、物語は進んでいく。
その理由は……。
ラブコメ♪
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(予定)