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ソーセージ株式会社 |
迫る〜ショ○カー地獄のぐんだ〜ん
われらを狙う黒い影、世界の平和を守るため〜ゴゥッ!ゴゥッ!レッツゴ〜輝くマシン〜
○イダージャンプ!○イダーキック!!仮面○イダー仮面○イダー○イダー○イダー
○イダージャンプ!○イダーキック!!仮面○イダー仮面○イダー○イダー○イダー
仮面○イダー、本郷○はショ○カーによって作られた改造人間である。彼は、人々の自由のために日夜ショッカーと戦いつづけているのだ!!
仮面○イダーソーセージ!○イダー人形入りで、好評発売中!!
サンバD○アミーゴ好評発売中! ドリー○キャァストゥ!
恐怖!マラカス男!!
……ここは、ショ○カー秘密基地(本物)の奥にある、ショ○カーエンブレムの前である。
そして、その前には地獄○使が立っていた。
「……何のようだ。地獄○使……私が対人恐怖症に対人赤面症、挙句の果てには、カメラ恐怖症と知っての行為か!」
その言葉に合わせて、エンブレム中央に位置する、ガラス球が青色にビカァーッ!ビカァーッ!と光る。
その言葉から察するにショ○カー首領はものすごく苦労しているらしい。
「……いえ、とんでもございません」
「何だ、その間は?」
「……単により長い間目立っていたいだけです」
相変わらず、地獄○使は目立ちたがり屋さんだった。
……ショ○カー首領と足して2で割ったら、丁度よくなるかもしれない。
「……今回の作戦を伝えに来ました」
「分かった。なるべく手短に頼む……」
「はい、今回の作戦は、マラカス男の持つ特殊マラカスが発生させる音波を使い、地球に住む生物をすべてショッカーの下僕にする、というものです」
かなり無茶苦茶なことを言う地獄○使。でも大丈夫、このお話自体無茶苦茶だから。
「そうか、それでその怪人は?」
「もう完成しております」
「そうか、ならば引け!そこにおいてあるカメラもどかすのだぞ!!」
そう言い終わるか否かというところで、スピーカーからブツッ!という何かが切れるような音が聞こえ、それ以後何も聞こえなくなる。
と、同時に、ガラス球も、青から赤に変わり、ピコンピコンと音をたて、点滅していた。
「では……」
そう言い、地獄○使はカメラを持ち、退出した。
その奥で、ショ○カー首領が、「シュワッチ!」といっていたかどうかは定かではない。
地獄○使はカメラを持ったまま、今度の作戦を実行するマラカス男に事細かく作戦を伝えた。
「分かったか?マラカス男」
「シャカシャカシャカシャカ……分かりました。では今から実行に移します……」
「うむ、しっかりやってこい」
「はっ!」
そう言い、マラカス男はショッカー秘密基地(最前線用プレハブ)から退出していった。
「……現場はつらい、ということか……」
あちこちから出てくる黒く光るヤツ(コードネームG)や、散らかったカップ麺の容器などを見て、地獄○使は一人ごちた。
一方、マラカス男は、都庁ビルの上まで、某世界中の高い建物に登るお騒がせ外国人(ニュースとかではス○ダーマンとかという見出しで出る)のごとく、根性とガッツと、見栄で登りきった。
「そこのかいじ〜ん降りて来〜い!!」
――当然のごとく、都庁ビルの周りには、野次という名のお馬さんや、職業意識に燃える若い警察官や、○○○萌えの人や、怪獣と間違えて出動したMA○などでごった返していた。
「フフフ……」
とりあえず絵になるように笑ってから、マラカス男は特殊マラカスを取り出した。
――そしてそれを振る。
シャカシャカシャカシャカ……
そのマラカスは、時にリズミカルに、そして時には情熱的な音を奏でた。
プロもまっつぁおだ。(プロがいるかどうかはともかく)
そこにいた人々は、マラカス男の特殊マラカスによって、ショッカーに仕えてしまった。
警察官はともかく、MA○はやばいぞ!!
翌日、本郷○はいつものごとくバイクに乗って、オフロードを楽しんでいた。
彼の頭の中にはショ○カーのしの字も無かった。
……シャカシャカシャカシャカ……
どこからともなく、マラカスの音が聞こえてきたが、本郷は、バイクのエンジン音で気づかなかった。
「ん……?」
本郷はある一つの違和感を覚えた。
嫌な予感がした。
とりあえずバイクから降り、調べてみる。
「なぁ〜んだ、エンジンの音が聞こえなかったからよく分からなかったけど、ガス欠寸前か」
そう言いながら、本郷はメットをはずす――その耳には、「どんな〜お〜と〜も聞こえ〜ませ〜ん!」という商品名の耳栓がつけられていた。
どんな〜お〜と〜も聞こえ〜ませ〜ん!とは、耳栓周辺に防音フィールドを発生し、どんな音でも防いでしまうという優れものメカである。
――当然、先程のマラカスの音も、今辺りに150ホーンでなっているマラカスの音も彼には聞こえてはいなかった。
「さて、そろそろ帰るか」
本郷はそう言い、ガソリン代を浮かすために、バイクを押して、帰っていった。
「………………」
あとには、マラカスを振りまくって、全身汗まみれのマラカス男だけが残った――しかも脂ぎっている。
「昨日夜食に食った、カップ麺か……」
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「うおぉー!何も聞こえねー」
本郷も使っていた、「どんな〜お〜と〜も聞こえ〜ませ〜ん!」好評発売中!
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ポッピポーペペペペッ!(アイキャッチ)
「何ぃ!失敗しただと〜!!」
地獄○使はマラカス男からの報告を聞き、怒っていた。
「……それが、本郷のやつ、特殊耳栓をしてやがって……」
子供の言い訳の口調で言い訳する
「!!!!!!!!」
そこから先は、地獄○爵は覚えていなかった。
とりあえず、マラカス男は健在だったので、○イダーと一騎打ちすることとなった。
二日後、本郷の元に一通の封筒が送られてきた。
そこにはこう書かれえていた。
――拝啓、寒暖の差が大きくなってきましたが、本郷○さまお元気ですか?私達ショ○カー一同は元気にやっています。
今回こうしてお手紙を出したのは他でもありません。
私たちの作った、新たな改造人間と戦っていただきたいのです。
時と所は下記の通りです。
それではお元気で。
敬 具
記
月日 10月10日(日)
時間 19時00分
場所 そばにある3丁目の空き地
待っています
本郷はしばし考えた。
……10月10日(日)は今日だ……んで、あと10分で、19時か……まぁ行ってみよ。
とまぁ、すんげー安直に考え、本郷は、そばにある3丁目の空き地に向かった。
「フフフ……待っていたぞぉ!本郷○!!」
空き地の土管(ドラ○○んのを想像してください)の上に地獄○使が立っていた。
常に人より高い位置にいないときがすまないらしい。
「地獄○使!おまえは人より高い位置に立つことによって、精神的に自分のほうがエライと思い込み、自己満足してるんだな!!」
いきなり確信を突く本郷、地獄○使はショックで後のことをすべてマラカス男に任せると、帰っていってしまった。
……全く……
「それで?何の勝負をするんだ?」
「そうだな……キサマだったら何の勝負をする?」
逆に問い返すマラカス男。
「そうだな……「せがた○四郎真剣遊戯」なんてどうだ?」
「うむ、悪くはないが、俺は新しもの好きでな、「サンバD○アミーゴ」なんかどうだ?
「……いいかもな」
そして、ゲーム対戦の幕が切れたのだった。
「オラオラオラッ!」
「なんの!まだまだ……」
「そこっ!」
「まだだ!まだ終わらんよ!!」
マラカス男は、マラカスが得意なので、このゲームで絶対に勝てると思っていたが、それは間違いだった。
――理由は簡単、本郷は、なけなしのゼニはたいてまでも、このゲームのアーケードにはまってたのだ。
――よって、両者とも、一歩も譲らないほぼ互角の戦いが続いた。
3時間後……
「し、しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
とこんな行数稼ぎとしか思えない叫びをあげたのは……………マラカス男だった。
あまりに激しく振ったため、マラカス型コントローラーに使われているハイテクの位置確認システムが壊れてしまったのだ。
一方、本郷は以前おこなわれた。24時間耐久サンバD○アミーゴという大会に参加し優勝していたのである。(多分、そんな大会はないと思う)まだまだ大丈夫だった。
「ははは…私の勝ちのようだな!」
と、本郷は、コントローラーを振り振りしながら勝利を宣言する。
「ちっくしょぉぉぉぉ!」
悲しみの涙を流しながら、マラカス男は息絶えた……。
本郷は9時間後に朝日を拝んだ……
○イダー、ゲームばかりしちゃ、いけないぞ。ショ○カーは待ってはくれない。新たな怪人が、その牙を研いでいるのだ。負けるな我らの○イダー!!
ドリー○キャスト、キット化決定!
5月7日、仮面○イダーがやってくる!
ドリー○キャストとプレー○テーション2が合体!!名づけて!断空光○剣!やぁぁぁってやるぜぇぇぇ!!
嵐とともにやってきた〜
誰だ誰だ悪を蹴散らす嵐の男〜
仮面○イダー正義のマスク、走れ!爆走!スピード全快!サイク○ン!!!
ショ○カーどもをぶちのめせぇ
○イダー○イダー仮面○イダー
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