富山県の旧高岡市、福岡町の対等合併で11月1日に誕生した新「高岡市」設置選挙の市長選・市議選は、13日告示されました。市長選は、旧高岡市長の橘慶一郎氏(44)の他に立候補がなく、同日午後5時橘氏の無投票初当選が決まりました。 |
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橘氏陣営は午前10時半、同市中川1の選挙事務所で出陣式を開き、橘氏は「高岡と福岡をいかに一体化し、ものづくりの技や歴史、文化を生かし住み良いまち、全国に個性を発信できるまちにするかが問われている。新しい高岡という歯車を回す掛け声役を、お任せいただきたい」と訴えました。 |
午後5時の受け付け終了で初当選が決まり、20日から新「高岡市」の初代市長として執務されます。橘氏は「周辺自治体と手をつなぎ、県や国にも提案し、市民の幸せのため4年間しっかり頑張りたい」と抱負を述べています。 |
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今回のみ旧市町別の中選挙区制で行う市議選は、高岡選挙区(定数27)に28人、福岡選挙区(同4)に10人が立候補、いずれも選挙戦に突入しました。
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12日現在の各選挙区の選挙人名簿登録者数は、高岡14万136人(男6万6476人、女7万3660人)、福岡1万1262人(男5397人、女5865人)。 |
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期日前投票
投票日前に行う投票が告示日の翌日から投票日前日までになりました。投票手続きも、従来の不在者投票のように投票用紙を封筒に入れてそれに署名するといった手続きが不要となり、投票しやすくなっています。期日前投票をした後に他市町村への転出や死亡などで選挙権を失った場合でも、有効な投票として扱われます。 |
期日前投票ができる人
(1) 区域を問わず、仕事に従事する人や親族の冠婚葬祭がある人 |
(2) 仕事以外の用務で投票区の区域外に旅行又は滞在する人 |
(3) 病気、出産などのために歩行が困難な人 |
(4) 転居などにより高岡市以外の市町村に住んでいる人 |
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