NHK大河ドラマ「義経」で本編放送後に紹介されている「義経紀行」に、高岡市内の義経ゆかりの地が取り上げられることになりました。11月27日の第47回の放送後の2分間に紹介されます。
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高岡市が熱心にNHKに要望してしていたもので、既に8月中に現地取材と義経岩、雨晴海岸、如意の渡しの撮影が終了しています。
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ドラマでは奥州に逃れる義経主従が、安宅の関の難関を弁慶の機転で通過する様子を謡曲「安宅」や歌舞伎「勧進帳」のように描いていますが、史実とされている高岡市伏木から六度寺に渡った如意の渡を取り上げてもらえるよう働きかけてきたもので、ドラマでは取り上げてもらえませんでしたが、全国に紹介されるよい機会だと思います。
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室町時代の軍記物語「義経記」のなかに、次の様に書かれています。
如意の渡しにて義経を弁慶打奉るの事:文治三年奥州へ落ちる義経弁慶一行が、如意の渡しを通る時、渡し守の平権守が義経を怪しみました。弁慶はあれは加賀白山より連れてきた御坊で、判官殿と思われるのは心外だと言って、とっさに扇で義経を散々に打ちのめして疑念を晴らし、難を逃れたとあります。
この話が扇が金剛杖になったり場所も安宅の関になるなどして、謡曲や歌舞伎に創作されたものです。 |
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