８月１１日、環境保全と経済活性化を同時に目指す環境省の「環境と経済の好循環のまちモデル事業」の本年度対象地域に、県内から富山市と高岡市が選ばれました。平成１７年度から３年計画で、地域の特性を生かした環境保全とまちづくり事業を展開します。
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同事業は、行政や住民、民間非営利団体、事業者などによるまちづくり協議会が取り組む地域提案型の計画に対し、国がソフト事業を委託するとともに、二酸化炭素排出量を削減するためのハード整備費の一部を交付金として交付するもので、全国で１０カ所が採択されました。
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高岡、富山両市が選ばれた大規模計画は、１年間で委託費７５０万円、交付金１億８５００万円を受けます。
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高岡市は、金属加工の伝統を特徴に、中規模業者の金属溶解炉モデル改修や二重断熱サッシを普及させるための省エネ住宅設備補助を計画。このほか、チップ燃料製造保管設備や廃食用油バイオディーゼル燃料製造設備の設置、金属溶解炉省エネ対策の啓発・相談、省エネ住宅見学ツアーなどを予定しています。
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富山市は、廃食用油の燃料化施設や風力発電施設、間伐材を用いたバイオマス発電施設の設置に加え、地域通貨システムや市民ファンド設立による事業継続システムの構築を計画。里山再生のボランティア組織「きんたろう倶楽部」の活動で集まる間伐材をバイオマス発電に活用し、発電で得た資金を森林の維持管理に活用するなど、海抜ゼロメートルから３０００メートルに及ぶ市域全体で、新たなエネルギー資源と環境保全活動に取り組む市民の力が循環するような仕組みづくりを目指すとしています。
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| 環境省：報道発表資料 http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6256 |
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| 平成１７年度選定自治体 |
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[1]大規模 |
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塩竈市（宮城県） |
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港区ほか６区連合（東京都） |
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川崎市（神奈川県） |
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富山市（富山県） |
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高岡市（富山県） |
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北杜市（山梨県） |
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備前市（岡山県） |
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[2]小規模 |
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稚内市（北海道） |
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鰺ヶ沢町（青森県） |
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遠野市（岩手県） |
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