高岡市は５月に開催された市議会総務文教常任委員会で駅前再開発ビル「ウイング・ウイング高岡」の１階スペースを有料で貸し出したいとの考を報告しました。
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これまでウイング・ウイング高岡の１階スペースは、無料の公共空間と位置づけてきましたが、一般から貸し出しの要望が多数寄せられるなど、にぎわいの創出になると判断したものです。
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貸し出しの対象は、休憩や談話を楽しめる市民ラウンジ約１００平方メートルと、市内の見どころを紹介する高岡百科広場を縮小して設けた約１６０平方メートルのスペースです。
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交流スペースの利用料金（予定） |
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| 施設名 |
供用面積 |
利用料金 |
| 交流スペースＡ（高岡百科広場の一部） |
１７４㎡ |
５,０００円/日額 |
| 交流スペースＢ（市民 ラウンジの一部） |
１４３㎡ |
３,０００円/日額 |
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駅前再開発ビル「ウイング・ウイング高岡」は中央図書館や生涯学習センターなどを備えた社会教育施設として昨年４月にオープンしたもので、公共空間として予算を充てた経過から、生涯学習センター条例に貸し出し規定を設けておらず、民間イベントの利用などは規制されており、御車山のレプリカ展示など公的なものに限定してきたため、年間約２０回の利用にとどまっていました。
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６月１日にはピアノ、クラリネットとフルートのコンサートが、同ビルで開催された市公民館主事会総会の関連行事としてテスト開催されましたが、事前の告知など無かったにもかかわらず、約１２０人の聴衆が集まりまずまずの手応えとのことです。
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高岡市は６月定例市議会にも同条例の改正案を提案し、今夏から運用する考えです。
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