起業家実習であめ屋「そうりゅう屋」を模擬経営している高岡商業高校国際経済科と流通経済科の3年生が、高岡、新湊両市を結ぶ路面電車・万葉線のオリジナルグッズとして新たに「万葉線キャンディー」を商品開発しました。
10月7日、生徒が万葉線株式会社(高岡市荻布)を訪ね、開発商品の万葉線キャンディーをお披露目。同線は相次ぐ脱線トラブルで新型低床車両「アイトラム」の運休が続いていますが、生徒たちは「あめ作りを通し、少しでも万葉線を盛り上げたい」とエールを送りました。
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あめの図柄は正面にネコの絵が描かれた「ネコ電車」(フルーツミックス味)とアイトラム(リンゴ味)の2種類。直径約3センチで子どもが食べやすいよう、棒付きにした。5本入り1袋150円で500袋を作成しました。
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当初は、9日に開催された「万葉線電車まつり」で販売する予定でしたが、中止となったため、万葉線株式会社本社や坂下町商店街で開く「たかおか朝市」などで販売されます。今後は、新しい高岡のお土産品として駅前の商店などにも販売を依頼する予定です。
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高岡商業高校の模擬株式会社「そうりゅう屋」 |
新商品 万葉線キャンディー |
高岡商業高校では、3年次の課題研究の中で、模擬的な企業経営を体験することにより、今までに学んだビジネスの仕組みはもとより、「企業経営に関する理念」「商品開発に関する理念」「社会人としての心構え」を学習し、「望ましい人間関係のあり方」「組織的なチームワークのあり方」「アイディアの発想法」を体験し、「決断力」「積極性」「創造性」「忍耐力」を育てることを目的に、模擬株式会社「そうりゅう屋」を経営しています。
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高岡商業高校の模擬株式会社「そうりゅう屋」は、流通経済科と国際経済科の20名により取り組まれています。資本金は40,000円(生徒一人あたり2,000円出資)。期間は4月から2月、会計年度は、6月1日から1月31日までで、社長の選任に始まり、設立総会で会社を設立、商品開発、商品生産、商品販売、再発注・再販売、と続き、株主総会で解散します。
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