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トピックス No.57
2004/08/16



富山県警は10月1日の運用開始を目指す
 
高岡運転免許更新センター開設
駅南の県信用農業協同組合連合会高岡支所に設置

 富山県警は高岡市内で新設する「高岡運転免許更新センター」(仮称)を、同市駅南の県信用農業協同組合連合会高岡支所に設置する方針を発表た。県は本年度予算に事業費3,020万円を計上し、開設場所の選定を進めていたが、交通の便や施設の改装といった経費面などから同所が最適と判断したとし、運転免許証の書き換えなどドライバーの利便性向上が狙いで、10月1日の運用開始を目指すこととしました。
 地図URL:
  http://kokomail.mapfan.com/receivew.cgi?MAP=E137.1.3.5N36.44.7.7&ZM=11&CI=R
 
 富山県は全国47都道府県で唯一、運転免許センターが県内に一カ所(富山市高島)しかなく、以前から県西部の自治体などが開設を強く要望していました。このため県警は高岡地区で一般、優良、高齢運転者の更新窓口を拡大することとし、JRなど公共交通機関が利用しやすい場所を選定、調査してきた。当初、高岡問屋センターや県高岡文化ホールなども候補に挙がっていました。
 当面は土曜、日曜、祝祭日の業務は行わず、即日交付も出来ない。後日最寄りの警察署で交付を受けるか、郵送料を負担して郵送交付を希望することもできる。18年度から始まる免許証の ICチップ化にあわせて即日交付を行う予定とのことである。
 センター開設に合わせ、10月1日から富山と富山北、高岡署を除く県内14署に70歳以上の高齢運転者の更新窓口も設ける予定。
 設置が予定されている県信連高岡支所は3階建てで、1・2階で免許センターを開設を予定。駐車場は隣接に約50台が駐車可能。県道高岡・青井谷線沿いにあり、JR高岡駅南口に近い。県信連は3階で業務を続けるが、19年度に農林中央金庫と完全統合し、農協の金融業務は農林中金と単位農協の2段階制となる。統合は10月12日から段階的にスタートする予定。
 免許の更新を行う運転免許センターについては、高岡市での設置について16年度初の開設、即日交付の施設、200台程度の駐車スペースが必要などとして要望をしてきたもので、県警によると、運転免許更新センターが県内に1カ所しかないのは全国47都道府県で富山県だけ。現在は県西部からも免許更新のために富山市まで出向く必要があり、長年の懸案となっている。「要望は承知している」(運転免許課)としていたものです。
 今回の高岡運転免許更新センター開設計画は高岡市民の要望には不満な点が多いものの、将来を見据えて一歩前進ともいえる。


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