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トピックス No.38
2003/11/01



小矢部市が合併を断念、単独市制維持を表明
 
高岡市と福岡町が合併に関する任意協議会
任意協議会に先立ち基本的な事項について話し合い

 大家小矢部市長が単独市制維持を表明したことを受け、高岡市は福岡町との一対一の合併に向け、早期の任意協議会設置に向けた準備を本格化させる方針で調整を進めることになりました。広域合併を目指した取り組みは第二段階の目標として、いずれは小矢部市や氷見市とも協議する機会を持つことが重要であると思います。
 福岡町から示された、事前協議基本6項目
  1.分庁舎の設置(総合行政センター他、例えば、土木・農林などの2部を福岡庁舎に置く)
  2.福岡町担当の副市長か助役を置く
  3.法定の地域審議会の設置
  4.合併特例祭は折半する
  5.任意協議会設立の時期については、
    今回の基本事項の合意と国の三位一体改革の方向性が出た段階で協議して決める。
  6.議員特例(在任特例・中選挙区制)については
    両議会の協議を踏まえ、改めて協議する
 高岡市と福岡町はこれまで小矢部市を含む2市1町での合併を目指した申し入れをしてきましたが、17日石澤町長が高岡市と任意合併協議会の設立に向けた事前協議を開始したい意向を伝えた際、大家啓一小矢部市長は、同町を含む周辺市町と合併せず、単独市制を維持する方針を表明をされました。
 合併しない理由として大家市長は「これまで目指してきた福岡町との一対一の合併が厳しい状態になったため」と説明し、同市長は行政改革を進めるため、職員数を10年間で現在の4分の3程度とする考えも示されました。2001(平成13)年度に策定した第5次総合計画を見直し、05(同17)年度以降の予算についても地方交付税の削減に応じた予算規模にせざるを得ないとの方針です。

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