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トピックス No.246
2012/07/01
沿線 4市のキャラクターや写真
JR城端線・氷見線に新ラッピング車両
城端線・氷見線活性化推進協議会

 JR城端線・氷見線に今秋から来春にかけて順次運行開始される、新ラッピング車両の導入が決定し、その車輌デザインが発表されました。沿線 4市(高岡、氷見、砺波、南砺)のキャラクターや写真を活用してラッピングされるのは、4車両で利用促進策が期待されます。 費用は約 17,000千円で、沿線 4市と富山県が負担し、来年度以降も新たなラッピング車両の導入を検討します。
 
 城端、氷見両線では、24車両で運行ダイヤを組まれていて、うち 3両に氷見出身の漫画家・藤子不二雄(A)さんの漫画「忍者ハットリくん」キャラクターが描かれています。新たにラッピングする4車両にはそれぞれ高岡市観光大使キャラクター「あみたん娘」、氷見市シンボルキャラクター「キットちゃん」、砺波市シンボルキャラクター「チューリ君」「ユズ太くん」、南砺市ブランドマーク「NANTOくん」などがラッピングされ、各地の観光地や特産品などの写真もデザインされています。
 
ラッピング車両のデザインイメージ。上から高岡版、氷見版、砺波版、南砺版
 
 沿線4市やJRでつくる城端線・氷見線活性化推進協議会は、2012〜16年度に実施する利用促進対策を盛り込んだ地域公共交通総合連携計画を年度内に策定することとしていて、昨年末に示した計画素案には、高岡駅での接続改善に向けたダイヤ見直しの検討や直通化の課題整理も盛り込まれています。
 
 直通化には、JRから経営分離される並行在来線(北陸線)と交差させて線路を敷く必要があり、4市とJRは 16年度までに、線路の構造上の課題、ホームの設置場所、並行在来線との交差に伴う安全上の問題、事業費の負担などを協議する見通しです。

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